矯正装置を装着して歯列矯正の治療を行っている時は、食生活に注意を払う必要があります。

矯正中は食べない方がいいものもあり、食後のケアなどもすぐに行うべきです。

また、マウスピースも適宜取り外した方がいいのですが、場合によってはできないシーンもあるでしょう。

十分なケアができない時にはどうしたらいいのか、解説します。

屋外でのケア

アウトドアや屋外でのイベントに参加した場合、家にいる時のようやこまめな口内ケアや、マウスピースの脱着がしにくい場面もあるでしょう。

だからといって、何時間も放置していると虫歯のリスクが高まります。

矯正中に屋外で飲食をする場合には、まずはだらだらと食べ続けることを避け、メリハリをつけて飲食するようにしましょう。

ワイヤーブラケットなどの矯正装置を装着している場合は、矯正装置が外れてしまう可能性がある食事は避けましょう。

マウスピース矯正では、装着したまま飲食をするのは避けましょう。

洗面所や手洗い場など、会場にケアできそうな場所があれば、食事の後に出来る範囲で構わないので、口腔内のケアをするべきです。

なるべく早く行えば、効果も高まります。

飲み会や会食時のケア

屋外での食事の他に、屋内で行われることが多い飲み会や会食などのシーンも気を付けましょう。

長時間飲食を続けることになるので、治療中はできれば避けるべきです。

飲み会や会食などの時は、食後にすぐに水で口をゆすぐようにして、できればレストルームで歯磨きをするようにしてください。

なるべく、食事の後に放置しないよう気を付けましょう。

また、アルコールの中には糖類が多く含まれているものもあります。

加えて、アルコールには利尿作用があるため、体内の水分が減ってしまいます。

その結果、唾液の分泌も減少し、虫歯のリスクが高まってしまうのです。

しかし、アルコールを断ることが難しいケースもあるでしょう。

断り切れない場合には、糖質が少ないアルコールを選ぶといいでしょう。

ウイスキーや焼酎などには糖質があまり含まれていません。

とはいっても、可能であればやはり避けるべきです。

会食等が終了して帰宅した時は、しっかりと歯磨きをして汚れを残さず落とすよう気を付けてください。

まとめ

矯正装置を装着していると、自由に食事をすることが難しくなります。

しかし、気を付けなければ矯正治療中に虫歯になってしまうこともあるので、避けるべき点は可能な限り避けることをおすすめします。

イベントなどに参加するときは、飲食をした後になるべく早くケアを行うことを忘れないようにしましょう。

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