ホワイトニングによって歯を白くしようとしたときに、ごくまれにではありますが失敗するケースがあります。

どのようなケースがホワイトニングの失敗に該当するのでしょうか？

また、ホワイトニングが失敗するのはなぜでしょうか？

ホワイトニングが失敗する原因について解説します。

ホワイトニングの失敗とは？

ホワイトニングは滅多に失敗することはありません。

しかし、レアケースではありますが、失敗することもあります。

どのような場合に失敗することがあるのでしょうか？

まず挙げられるのが、ホワイトニングそのものの失敗ではなく、施術中にトラブルが発生するケースです。

ホワイトニングは歯の表面を覆うペリクルという膜をはがして施術を行います。

エナメル質がむき出しになるため、歯や歯茎に痛みが生じることがあるのです。

痛みが生じた場合には、歯科医に伝えましょう。

また、使用する薬剤が反応したときに、熱が生じて歯茎に火傷を負ったり炎症が起きたりするケースもあります。

口内を傷つけないためにも、施術中に熱さを感じたらすぐに歯科医に伝えてください。

ちなみに、ホワイトニングを受けた後に歯の表面がざらつくことがありますが、これは失敗ではありません。

前述したとおり、歯の表面にあるぺクリルをはがすため、施術後に歯の表面が荒れたように感じるのです。

通常、歯のざらつきは数日から数週間で改善されます。

ホワイトニングそのものが失敗するケースとして挙げられるのは、色ムラの発生です。

エナメル質の厚みに違いがあり、効果が均一に発揮されないために起こります。

また、施術を受けてもあまり白くなっていないように感じたり、あるいは元よりも歯が黄ばんだように感じたりする人もいるでしょう。

歯が黄色くなったと感じるのは、施術の後、すぐにカレーやコーヒーなど色の濃い飲食物をとったことが原因となるケースが考えられます。

ぺクリルが剥がれたまま色の濃い飲食物を摂取すると、色素沈着が起こる可能性があるため、施術後2日ほどは色の濃い飲食物は避けてください。

なぜ失敗するのか

ホワイトニングが失敗する原因としてまず挙げられるのは、知識不足です。

施術前に十分な知識を得ていないと適切なアフターケアができないため、すぐに歯の色が戻る可能性があるでしょう。

既述したとおり、施術直後は色が濃い食べ物や飲み物を避ける必要がありますが、知らずに食べたり飲んだりして歯に色が着いてしまうこともあります。

また、歯にひび割れや虫歯がある状態でホワイトニングを受けた場合は、痛みがひどくなることがあります。

エナメル質が薄いと知覚過敏になることも多いため、ホワイトニングでも痛みを感じることがあるでしょう。

施術前に歯科医から説明された注意事項を守らなければ十分な効果が得られません。

ホワイトニングの効果を実感するためにも、注意事項を遵守することが大切です。

まとめ

ホワイトニングを受けたときは、歯や歯茎が痛くなったり、炎症が起きたりすることがあります。

また、色ムラができてしまったり歯の表面が荒れたりすることもあるでしょう。

ホワイトニングで失敗する原因には何があるのかを事前に把握し、失敗しないための対策をしっかり行ったうえで治療を受けてください。

特に、治療前に説明された注意点などは、きちんと守りましょう。

当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。

抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。

町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。