虫歯は、歯がある限り年齢に関わらず起こり得るトラブルです。

虫歯になる原因として特に多いのが、食生活です。

甘いものを食べると虫歯になるといわれていますが、原因となるのは決して甘いものだけではありません。

虫歯になりにくくなる生活のポイントについて解説します。

虫歯の原因は？

虫歯の原因になる食べ物といえば、多くの人が甘いものをイメージするでしょう。

他に、「歯磨きをきちんとしていないせいだ」と答える人もいるかもしれません。

どちらも原因の一つであることは間違いないのですが、どれか1つだけではなく、他の原因も合わせた４つの要素によって虫歯になります。

虫歯になる要素の１つが虫歯の原因菌です。

虫歯の原因菌といわれるのは、ミュータンス菌やラクトバチルス菌などの細菌であり、口内で増殖すると虫歯のリスクが高まります。

虫歯の原因菌が増殖する2つめの要素が糖質です。

糖質は砂糖類にも含まれていますが、でんぷんも糖化するため、甘いものを控えるだけでは虫歯は防げません。

原因菌は糖質をエサとして酸を産生し、歯を溶かすからです。

ただし、細菌が糖質をエサとして酸を産生するには時間がかかり、口内に長い間糖質が残っているほど、虫歯になるリスクが高まります。

したがって、時間が短ければ影響は少ないでしょう。

虫歯になる3つめの要素が歯質です。

特に、生えて間もない永久歯やまだ生え変わっていない乳歯は、歯の外側の層であるエナメル質が薄く溶けやすい傾向にあります。

虫歯になる4つめの要素が口内の酸性度です。

虫歯の原因菌は酸性の環境で活発に動く性質があります。

本来口内は中性なのですが、食事の後は酸性に傾いてしまいます。

唾液には口内を中性に戻す働きがあるので、唾液の分泌量を増やすことも大切です。

虫歯になりにくい生活のポイント

虫歯になるリスクを下げるには、生活の中で気を付けなくてはいけない点がいくつかあります。

特に注意が必要なのは食生活で、例えば甘いものを控えることも大切です。

また、食事の際はだらだらと食べず、時間を決めて食事をしましょう。

食後になるべく早く歯を磨けば、虫歯の原因菌が食べかすをエサにすることもなくなります。

唾液を多く分泌させることも、虫歯の予防には効果的です。

唾液は人体が持つ虫歯に対する天然の対抗手段です。

食事の際によく噛んだりマッサージをしたりすることで、より多く分泌できます。

唾液にどれだけの虫歯の原因菌が含まれているのかは、検査によって分かります。

歯科医院で検査をして、虫歯の原因菌がどれくらいいるのか確認してもらうのがおすすめです。

まとめ

虫歯になりやすいか否かは普段の生活が左右します。

虫歯になる主な原因は４つあり、食生活を中心とした日常生活において、虫歯になるリスクを高める行動があります。

例えば、食事をだらだらと食べることも虫歯になるリスクが高まる行動です。

虫歯を防ぐにはどのような点に気を付けるべきか知り、虫歯予防に重要な唾液を歯科医院で診てもらいましょう。

町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。

当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。

抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。

スタッフ一同、お待ちしております。