歯並びを整える矯正治療では、矯正装置を使用します。

矯正装置はいくつかの種類がありますが、中でも特に人気のある矯正装置が、インビザラインを始めとしたマウスピースです。

しかし、マウスピース矯正にはデメリットもあります。

具体的なデメリットの内容について、解説します。

マウスピース矯正の共通するデメリット

マウスピース矯正には様々な種類があり、使用するマウスピースによって、治療内容は異なります。

ただし、全体に共通するデメリットがあるのです。

デメリットとして挙げられるのが、治療期間の長期化です。

金属ブラケットなど着けたままの矯正装置とは違い、マウスピース矯正は自分で外すことができ、１日中装着していることはありません。

その分、治療期間が長くなるのです。

また、マウスピースは薄いプラスチック製なので、就寝中に装着していると、歯ぎしりをしたときに割れてしまうことがあります。

また、起きている時であっても、歯を食いしばった時に割れるかもしれません。

マウスピース型の矯正装置の場合、対応している歯並びが限られる、という点もデメリットです。

治すのが難しい歯並びもあるため、どうしてもマウスピース矯正では対応できないケースの場合には、別の方法を選ぶしかないでしょう。

主な種類別のデメリット

マウスピース矯正には、主に３つの種類があり、それぞれに、異なるデメリットがあります。

個別のデメリットについて、解説します。

１つ目は、インビザラインについてです。

インビザラインは特に人気のある矯正治療ですが、装着時間が１日20時間以上とかなり長く、初診から治療開始まで１月半かかるというデメリットがあります。

２つ目はクリアライナーという矯正装置を使用する場合についてです。

クリアライナーの場合、装着時間の目安は１日17時間です。

２週間ごとに通院してマウスピースを作りなおす必要があるという点が、主なデメリットといえます。

３つ目が、DENマウスピースという矯正装置についてです。

DENマウスピースの場合、装着時間は１日8～10時間装着と、他のマウスピース矯正より大幅に短い点がメリットです。

ただし、DENマウスピースもクリアライナーと同様に、２週間に１度作り直す必要があり、手間がかかることがデメリットといえます。

まとめ

マウスピース矯正は、金属ブラケットなどとは異なり、取り外しが可能な矯正装置です。

そのため、人気があります。

しかし、マウスピース矯正には他の矯正方法にはないデメリットもあるため、一概にマウスピース矯正がおすすめとはいえません。

また、マウスピースの種類によってもデメリットは異なります。

マウスピース型の矯正装置を使用して矯正したい場合、デメリットが許容できるものかどうか考えたうえで、検討しましょう。

そのうえで、マウスピース型の矯正装置で治療可能な歯並びなのか歯科医に確認してください。

町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。

当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。

抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。

スタッフ一同、お待ちしております。