【町田の歯医者】親知らずは抜歯をするべきか
- 2026年8月18日
- 歯科コラム

奥歯のさらに奥に親知らずが生えてきたとき、すぐに抜くべきなのか、それともそのまま様子を見ていいのかと悩んでしまう方は少なくないでしょう。
実は、親知らずを抜くか残すかという選択に一律の正解があるわけではなく、生え方や周囲への影響によって個別に判断を下すのが一般的です。
今回は、抜くべきか残すべきかの目安となる重要ラインについて、整理して解説します。
親知らずを抜歯するべきケース
親知らずがすでに何らかのトラブルを引き起こしている場合や、将来的に周囲へ悪影響を及ぼすリスクが高いときには、早めの抜歯を検討したほうが安心です。
よくあるトラブルが、親知らずの周りに潜む細菌によって歯茎が腫れる智歯周囲炎です。
何度も痛みを繰り返すのが特徴で、寝不足や疲れが溜まったときに突然悪化することも珍しくありません。
このように症状が長引くだけでなく、そのまま我慢すると顔全体が大きく腫れ上がることもあります。
また、親知らずが斜めに生えていると、手前の歯との間に歯ブラシが届かない深い隙間が生まれてしまいます。
その結果、一生使い続けるべき大切な奥歯まで巻き込んで、重度の虫歯を招く恐れがあるのです。
親知らずが真横を向いて埋まっているときは、手前の歯をグイグイと前に押し出してしまうため注意が必要です。
この強く押し出す力が原因となって、きれいに並んでいた前歯の歯並びが、いつの間にかガタガタに崩れてしまうケースも少なくありません。
さらに、外側の頬に向けて生えてしまった場合は、食事のたびに粘膜を噛んでしまうため、繰り返す口内炎の元凶となります。
こうした異常な噛み合わせを放置すると、最終的に顎の関節へ大きな負担がかかり、顎関節症などを引き起こす引き金にもなりかねません。
抜歯しなくてもいいケース
親知らずは生えてきたからといって必ず抜かなければいけないわけではなく、お口の状況によってはそのまま大切に温存しておくべき歯もあります。
抜歯をしなくてもいい代表的なケースは、上下の親知らずがまっすぐ綺麗に生え揃い、正しく噛み合っている場合です。
これらはしっかりと歯としての機能を果たしているため、無理に抜く必要はありません。
また、奥までブラシが届いて汚れを一掃できており、腫れや虫歯の心配が全くないケースや、完全に骨の中に埋まったまま眠っている状態なども温存の対象となります。
なお、抜歯を選択した場合には、奥歯の虫歯や歯周病になるリスクが大幅に低下して口臭の改善につながるほか、将来的な歯並びの悪化を防げるという恩恵を受けられます。
しかし、手術の後は数日間にわたって腫れや出血を伴うことが多く、下の親知らずを抜く場合には、ごく稀に術後のしびれが残るリスクもあるため事前の確認が欠かせません。
まとめ
自分では親知らずを抜くべきかどうかの判断が難しいことも多いですが、何度も腫れや痛みを繰り返していたり、周りの歯に悪影響を与えていたりする場合は、できるだけ早めに抜歯するのが一番です。
しかし、まっすぐきれいに生えて上下でしっかり噛み合っており、奥まで歯ブラシが届いてトラブルが一切起きていない優良な歯であれば、そのまま大切に残しておきましょう。
抜歯をすればお口のトラブルや歯並びの悪化を予防できますが、手術の後、数日は腫れや出血が出ることも忘れずに頭に入れておきましょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。