【町田の歯医者】入れ歯の清掃方法
- 2025年5月24日
- 歯科コラム
歯を失ったときの治療方法にはいくつか種類があり、そのうちの1つが入れ歯です。
入れ歯を選んだ場合、清掃方法に注意しなければなりません。
正しく清掃しないと汚れを落としきれず、口内環境が悪化する可能性があるからです。
入れ歯の清掃方法について解説します。
入れ歯を使う上で注意する点は?
入れ歯は歯の代わりになるものですが、天然歯とは違い、必要なときに装着して、不要な時は外しておかなければなりません。
特に、就寝前は必ず取り外して清掃する必要があります。
総入れ歯でも部分入れ歯でも、忘れずに外しておきましょう。
また、再装着する場合、噛むようにしてはめ込まず、手できちんと固定するように注意しなければなりません。
手を使って装着しないと、しっかり固定したつもりでも位置が少しずれてしまうことがあるからです。
また、歯磨きをする際も注意が必要です。
一緒に入れ歯も洗ってしまおうと思うかもしれませんが、きちんと外した状態で歯を磨く必要があります。
特に、部分入れ歯は隣の歯にばねをかけているため、外さずに歯を磨くと隣の歯に汚れが残りやすくなってしまいます。
汚れが残ったままだと、口内で細菌が増殖する原因となるため、虫歯や歯周病になるリスクが高まるのです。
初めて入れ歯を装着するときに違和感があるかもしれませんが、自分の歯の代わりになるものであるため、慣れていきましょう。
入れ歯の清掃方法は?
入れ歯を取り外したときは清掃が必要です。
しかし、どのように清掃すればいいのかわからない人もいるでしょう。
入れ歯を清掃するときは落とさないよう注意してください。
そして、入れ歯専用のブラシか通常の歯ブラシでしっかりと磨きましょう。
寝る前に入れ歯を外す場合、そのまま放置するのは禁物です。
なぜなら、乾燥や熱によって変形することがあるからです。
そうならないように、外した入れ歯を水の入った容器に保存しましょう。
なお、入れ歯洗浄剤を入れた状態で保存しておくとより汚れを落としやすくなります。
また、熱湯で清掃した方がきれいになると考える人もいるかもしれません。
しかし、入れ歯は熱によって変形する恐れがあるため、やめましょう。
60度以上の熱湯をかけると変形する可能性が高いため、清掃の際はぬるま湯か水で洗ってください。
入れ歯を装着するうちに、口内環境は徐々に変化します。
最初は問題なく使用できていても、将来、さまざまな問題を引き起こすかもしれません。
長く使えるようにするためにも、問題が起こる前に必ず定期検診を受けて、必要なら調整してください。
まとめ
失った歯を補う治療として入れ歯治療を選んだ場合、きちんと清掃しながら使う必要があります。
しかし、正しい清掃方法がわからない人もいるでしょう。
入れ歯は、毎日寝る前に外し、きちんとブラシを使って汚れを落としてください。
また、熱湯をかけると変形する可能性があるなど、避けなくてはいけないこともあります。
入れ歯をできるだけ長く使用できるよう、事前に正しい清掃方法をきちんと覚えましょう。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。