虫歯を診断する方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
- 2022年12月12日
- 虫歯治療
歯医者に行くと、虫歯を発見してもらうことができます。
しかし、自分で鏡の前で口を開けても、虫歯かどうか判断するのが難しいでしょう。
歯医者では、虫歯をどのようにして診断しているのでしょうか?
また、そのためにはどんな器具が用いられているのでしょうか?
虫歯の診断方法について、解説します。
虫歯を診断する方法は?
歯医者で使われる器具と言えば、高音を出すドリルのような器具が印象的でしょう。
タービンという器具ですが、これはあくまでも虫歯を治療するための器具であり、虫歯の発見には使われません。
虫歯を発見する主な方法は、見ることです。
器具を使って拡大することもあれば、レントゲンなどで確認することもあります。
また、レントゲンであれば歯周病の状態や歯茎の奥の歯根部分まで見ることができるでしょう。
それ以外にも、溝部分などを確認して初期の虫歯がないかを確認する方法もあります。
この時は専用の器具を用いて、精査していくのです。
この時に用いられる道具は、探針といいます。
虫歯の診断で用いられる器具
虫歯の診断では、まず歯科用レントゲンが用いられます。
全身ではなく、口腔内に限定したレントゲン写真を撮影し、目で見てもわからない歯と歯の間の虫歯などをチェックします。
口腔内の状態を直接確認する際は、拡大鏡やマイクロスコープなどが用いられます。
マイクロスコープは4倍から20倍ほどに拡大してみることができ、口の中の見えにくい部分まで見ることができるため、分かりにくい場所の虫歯も発見できます。画像はコンピューターでデジタル処理されており、リアルタイムの術野の録画や同時写真撮影も可能なため、患者さんの治療状況の理解にもつながります。
拡大鏡の場合は、2倍から10倍ほどに拡大してみることができます。
拡大鏡は顔に装着する小さい器具なので治療の邪魔になりにくく、視野の調整により立体視しやすい点が便利な器具です。また視野に直接ライトが当たる為、通常のユニットライトよりはるかに鮮明でクリアな視界を得る事ができます。
本院では治療を担当する歯科医師・歯科衛生士全員が常時拡大鏡を使用し、定期検診中のむし歯や歯周病の発見、治療時の精度向上に努めております。
初期の虫歯を発見するためには、探針で探り、ミラーを使って確認することもあります。探針には先端の形状が異なるいくつかの種類があり、状況に応じて使い分けることで初期状態の虫歯も見逃しません。また本院では神経の温存・保護治療を行う観点から神経の生死の診断を行う為の歯髄電気診断装置等の準備もあります。
まとめ
虫歯は、前歯など目立つところにあり、かなり進行していれば自分で鏡を見て発見することもできます。
しかし、見えにくい位置だったり初期だったりすると発見は困難です。
また、詰めものや被せものの下で虫歯になっていると、自分では発見できないでしょう。
本院では様々な機械・器具を用いて細かい場所や見えにくい場所までしっかりと確認し、虫歯を見逃さぬよう努めています。定期的に検診を受けていれば、初期状態でも発見できる可能性が高まるとお考えいただければと思います。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。 抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。 スタッフ一同、お待ちしております。