歯周病とアルツハイマー発症のリスクについて|町田ごうデンタルクリニック|町田駅5分の歯医者

〒194-0013 東京都町田市原町田1-9-18 キタノハウス1F
042-860-6555
WEB予約
ヘッダー画像

歯周病とアルツハイマー発症のリスクについて|町田ごうデンタルクリニック|町田駅5分の歯医者

歯周病とアルツハイマー発症のリスクについて

高齢化が進む現代日本で、特に問題となっているのが認知症の発症率の上昇です。

しかし、根本的な治療方法は確立していないため、一度なったら進行を遅らせることはあっても、回復することはありませんす。

アルツハイマー型認知症は、歯周病患者だと発症するリスクが高まります。

どのようなリスクがあるか、解説します。

歯周病とアルツハイマーの関係は?

口の中で起こる病気の1つに、歯周病があります。

この病気は歯茎に炎症を起こし、放置していると歯が抜けてしまうため、なるべく早く治療することが望まれます。

しかし、歯周病の影響が及ぶのは口の中だけに限りません。

実は、全身に影響があるのです。

その影響の1つが、アルツハイマー型認知症の発症リスクです。

歯周病患者は、そうではない人と比べてアルツハイマーが発症するリスクが高いと言われています。

九州大学の研究では、歯周病菌を投与したマウスを調べたところ、アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβが通常の10倍近くに増えていたとのことです。

歯周病菌が増えると、免疫細胞が過剰に攻撃を加えるようになり、免疫細胞に炎症が起こってしまいます。

炎症物質が免疫細胞を刺激することで、アミロイドβが生成されます。

生成されたアミロイドβは脳へと取り込まれていき、蓄積されることでアルツハイマーが発症するリスクが高くなるのです。

アルツハイマーの予防

アルツハイマーは、一度発症すると、現状では元に戻すことができません。

そのため、発症しないよう予防しておくことが大切なのです。

アルツハイマーは、どのようにすれば予防できるのでしょうか?

必要なものは、まずは適度な運動です。

1回30分以上の有酸素運動を週3~4回行うことで、アルツハイマーの予防になると言われています。

有酸素運動は、特に負荷が強いものである必要はありません。

軽いジョギングやウォーキングなど無理なく継続できるもので十分です。

また、筋トレを同時に行うことで、より脳が活性化されます。

睡眠の質を上げることも、予防に効果があります。

喫煙や飲酒も発症リスクを高めるため、禁酒や禁煙も予防となります。

また、生活習慣が乱れると発症するリスクが高まるため、生活習慣も見直しましょう。

まとめ

歯周病は口の中の病気ですが、その影響は口の中だけではなく全身に及びます。

アルツハイマーもその影響を受ける病気の1つで、一度発症すると元通りには戻りません。

そのため、歯周病は重症化する前に治療してしまうことが大切です。

歯周病を早期に発見して治療するには、定期的に予防歯科を受診するのがおすすめです。

年数回でいいので、通うことを考えてみてください。

当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。

抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。

町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。