小児歯科にはどんな診療メニューがあるのか、解説します
- 2022年11月27日
- 小児歯科
小児歯科は、名前の通り、子どもを対象とした診療科目です。
しかし、その診療メニューについて、「普通の歯科とどう違うのか、わからない」という人もいるでしょう。
小児歯科では、どのような診療を行うのでしょうか?
小児しかの診療メニューにはどのようなものがあるのか、解説します。
通常の歯科と同様のメニュー
小児歯科の診療メニューは、通常の歯科と全く違うわけではありません。
一部のメニューは、共通しています。
まずは、共通するメニューを紹介します。
歯科医院に通う人の多くは、虫歯治療を目的としています。
小児歯科でも、虫歯の治療は行っています。
しかし、子どもの歯は大人よりもデリケートであり、今後も長く使われることになることを考慮して、できるだけ歯の神経を守って治療します。
また、歯の状態を定期的にチェックするために、定期検診も行います。
定期検診では、歯や歯茎を見てトラブルが起こっていないかを確認します。
小児歯科の場合は、それに加えて歯の成長が順調かどうかもチェックします。
骨に埋まっている永久歯の状態をレントゲン撮影で判断し、問題がないかも確認します。
歯並びに悪影響を及ぼす指しゃぶりなどがないかの確認も行い、もしある場合には、必要に応じて改善方法などを指導します。
ブラッシング指導も、共通して行われるものです。
また、虫歯予防のフッ素塗布やフィッシャーシーラントは大人でも行うことはありますが、子どもの場合は定期的に行うことが推奨されます。
小児歯科特有の診療メニュー
一般の歯科には無い、小児歯科特有の診療メニューにはどのようなものがあるでしょうか?
小児歯科の診療メニューのうち、独自のものを解説します。
子どもは歯医者を怖がることが多く、歯の痛みがあっても隠そうとするケースがあります。
それを避けるために、治療トレーニングを行います。
治療トレーニングとは、歯医者に慣れてもらうために椅子に座ることから始め、歯の治療の真似をすることで恐怖心をやわらげてから、実際の治療を行うというものです。
何度か繰り返すうちに、子供は「歯医者は怖いところではない」と考えてくれるようになるのです。
また、未完成の歯根は先端が大きく開いているため、内部に細菌が入ると、そこで繁殖しやすい環境になっています。
そのまま放置していると歯の寿命が大きく縮まるため、通常の根管治療に加えて歯の根の先を封鎖して、感染リスクを減少させる治療方法が用いられるのです。
まとめ
小児歯科では、デリケートな子どもの歯を守ることを第一に考えます。
そのため、子どもの歯に合わせた治療を行い、子どもが歯医者を嫌いにならないようにまずは慣らすことから始めるなど、大人にはない診療メニューも用意されています。
子どもの歯は虫歯になっても初期段階で気付きにくいことがあるため、定期的に通ってチェックしてもらうことをおすすめします。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。