【町田駅近くの歯医者】金属アレルギーでも矯正治療を受けることはできる??
- 2025年12月20日
- 歯科コラム

歯並びを整えるための矯正治療といえば、歯に金属のブラケットとワイヤーを取り付けた状態をイメージする人が多いのではないでしょうか?
そのため、「金属アレルギーだと受けられないのでは?」と不安に思う人もいるかもしれません。
今回は、金属アレルギーの方でも矯正治療を受けられるのか解説します。
金属アレルギーでも矯正治療は可能?
矯正治療といえば、ブラケットという金属片と金属のワイヤーを歯に装着しているのが一般的なイメージかもしれません。
金属製の装置を使用するのであれば、金属アレルギーの人は受けられないと心配に思うかもしれませんが、実は、問題なく矯正治療が受けられます。
なぜなら、金属を使用しない矯正治療が可能であるからです。
例えば、近年人気のあるインビザラインをはじめとしたマウスピース矯正では、一切金属を使用せずに矯正治療を行います。
マウスピースは透明なプラスチック製で目立ちにくく、金属は含まれていないため、金属アレルギーの人にとって安全です。
しかし、マウスピース矯正では対応できない歯並びもあり、その場合はワイヤー矯正を行わなければなりません。
実は、ワイヤー矯正でも、ブラケットを金属製ではなく透明なプラスチック製にするなどの方法がとれるため、アレルギーのリスクを低減できます。
ただし、奥歯にはセラミック製のブラケットが対応していない場合があります。
その場合には、メタルブラケットを併用することもあるでしょう。
アレルギーの起こりにくい、チタン合金製のワイヤーやブラケットを使用して矯正治療を行うことも可能です。
ただし、チタン合金製のブラケットやワイヤーはまだ普及率が低く、すべての歯科医院で提供しているわけではありません。
矯正治療を受ける際の注意点
治療を受ける際は、歯科医師に金属アレルギーであることを申告しなければなりません。
金属アレルギーの有無について不安がある場合には、事前に金属パッチテストを受けてどの金属にアレルギーがあるのか特定した方が良いでしょう。
なお、ワイヤー矯正の場合、金属を全く使用せずに行うのが困難なケースがあります。
そのため、金属アレルギーのリスクを完全に排除するのは難しいかもしれません。
治療中に症状が出た場合には、装置を変更する追加費用が発生する可能性もあるため、契約前に確認が必要です。
また、裏側矯正は装置が全て金属になることが多いため、金属アレルギーの傾向が強い方は避けたほうがよいでしょう。
まとめ
金属アレルギーがあっても矯正治療を受けることは可能です。
マウスピース矯正なら金属を一切使用せずに治療することができます。
ワイヤー矯正でも、ブラケットをセラミックにしたり、全ての素材をチタン合金にしたりすることが可能です。
しかし、安全のため、治療前に歯科医師に金属アレルギーであることを伝えておきましょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。