【町田駅近くの歯医者】肥満と歯周病の関係について
- 2026年3月22日
- 歯科コラム

歯周病は歯や歯茎にダメージを与え、最終的には歯を失う原因にもなる病気です。
しかし、その影響はお口の中だけにとどまりません。
身体全体にも悪影響を及ぼし、糖尿病や動脈硬化などのさまざまな全身疾患を引き起こすのです。
さらには、肥満とのかかわりも指摘されていますが、一体なぜでしょうか?
肥満と歯周病にどのような関係があるのか解説します。
肥満と歯周病の関係は?
肥満と歯周病はお互いに影響を与え合う関係にあります。
肥満は歯周病のリスクを高め、反対に歯周病が肥満を引き起こす可能性も示唆されているのです。
肥満になると肥大化した脂肪細胞が死滅し、それを白血球の一種であるマクロファージが食べます。
このときに炎症物質の「炎症性サイトカイン」が分泌され、歯周病菌にとって好都合な環境をつくり出すのです。
炎症性サイトカインは、炎症を促して歯周病菌の増殖を後押しする、いわば「歯周病悪化の立役者」と呼べる存在です。
増殖した歯周病菌はやがて歯を支える歯槽骨を溶かし、歯周病を一段と進行させます。
また、肥満による免疫力の低下も、歯周病の原因です。
意外に思うかもしれませんが、肥満は全身を慢性的な炎症状態にさせてしまいます。
特に内臓脂肪が増える「内臓脂肪型肥満」になると、脂肪細胞から分泌されるホルモンのバランスが乱れ、免疫力が低下してしまうのです。
免疫力の低下した身体は歯周病菌の攻撃に耐えきれず、重症化してしまいます。
さらに、歯周病菌や歯周病菌が放出する「内毒素」という有害物質が全身に広がると、脂肪の代謝を悪化させるため、太りやすい身体をつくります。
以上のとおり、歯周病と肥満には密接な関係があり、一方が悪化するともう一方も悪くなるという負のシナジー効果があります。
両方とも互いを引き起こし、悪化させる原因となるのです。
肥満と歯周病のリスクを防ぐには
肥満と歯周病との関係の研究によると、体脂肪率が増加すると歯周病のリスクが跳ね上がることが分かっています。
肥満度を表すBMIの値が高い人ほど歯周病にかかりやすいことも判明しているため、適切な体重を維持することが大切です。
肥満による糖尿病や高血糖も、歯周病の進行を加速させます。
肥満と歯周病の負のスパイラルを断ち切るには、体重をコントロールして肥満を改善することが最優先事項です。
そのうえで、歯周病を遠ざけるためにも、毎日の丁寧な歯磨きと歯科医院での定期検診を習慣化しましょう。
あわせて食生活を見直し、バランスの取れた食事をとることも重要です。
さらに、喫煙習慣がある場合には禁煙に取り組んでください。
まとめ
肥満と歯周病には相互関係があり、どちらもお互いのリスクを高め合います。
どちらか一方を発症すると、もう一方のリスクも高まるため、負の連鎖が起きやすくなるのです。
肥満になると身体が常に炎症状態となるため、免疫力が低下し、歯周病を発症しやすくなります。
また、脂肪の代謝が悪化し、太りやすい身体をつくってしまうのです。
体脂肪率の増加分以上に歯周病のリスクが増大するため、まずは太り過ぎないように注意しましょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。