【町田駅近くの歯医者】矮小歯とは??
- 2025年11月16日
- 歯科コラム

歯は生える場所によって主な形状が異なりますが、どの場所にも当てはまらないような歯があるのをご存じでしょうか?
その1つが矮小歯で、標準的な歯とは異なる小さい歯のことをいいます。
矮小歯について、より詳しく解説します。
矮小歯とは?
矮小歯とは、一般的な歯より著しく小さい永久歯のことで、上の犬歯や親知らずに多く見られる傾向があります。
「通常よりも小さい」というはっきりとしない定義になっていて、原因も明確ではありません。
ただ、今のところは遺伝やビタミンD不足、退化現象などが原因として考えられています。
他の歯よりも極端に小さいと見た目にも違和感があります。
目立たないようにと、人目を気にしながら会話や飲食をすることになり、コンプレックスを抱く人もいるでしょう。
矮小歯の問題点はそれだけではありません。
歯が小さいことで噛み合わせが崩れ、顎関節に悪影響を与えることがあります。
隣り合った歯との間に隙間ができるため、すきっ歯になりやすく、全体的な歯並び悪化の原因にもなるのです。
隙間ができると歯の間が汚れやすくなってしまうため、虫歯や歯周病のリスクを高める可能性があるでしょう。
矮小歯の治療方法は?
矮小歯を大きくすることはできませんが、治療することは可能です。
いったいどのような治療方法があるのでしょうか?
まず挙げられるのは、矯正治療によって歯列のバランスを整え、矮小歯が原因で生じる隙間を閉じてしまうという方法です。
また、セラミックなどで被せ物を作製して矮小歯に被せることで、歯の形状や大きさを整えるという方法もあります。
ラミネートベニアも有効な方法で、矮小歯に貼りつけることで周囲の歯との差異を感じさせなくすることが可能です。
ちなみに、矮小歯があっても、見た目や機能に問題がなければ治療が不要なケースもあります。
特に見た目に問題はないものの、将来的な噛み合わせや歯並びへの影響がないか不安がある場合には歯科医院へ相談し、定期的なメンテナンスを受けてください。
まとめ
歯の形状が他とは異なり、極端に小さい場合には矮小歯の可能性があります。
矮小歯の原因は特に定まっていませんが、あると歯の間の隙間が大きくなりやすく、見た目のバランスにも悪影響を及ぼすことがあるため、治療が必要になるかもしれません。
治療方法にはセラミックやラミネートベニア、矯正治療などがあります。
特に気になる点や問題点を改善する方法を選びましょう。
町田で予防歯科をお考えの際には、『町田ごうデンタルクリニック』にご相談下さい。
患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。
スタッフ一同、お待ちしております。