歯並びを整えるための矯正治療にはいくつかの種類がありますが、特に人気があるのはマウスピース矯正ではないでしょうか？
マウスピース矯正は自分で矯正装置を着脱できるため、外したままにしないよう注意が必要です。
マウスピースの装着忘れにはどのようなデメリットがあるのか、解説します。

装着忘れのデメリットは？

マウスピース矯正は、装着時間の管理が治療の成功を左右するため、装着忘れに注意する必要があります。
1日程度の装着忘れであれば、気づいた時点ですぐに装着し、交換予定を1日延ばすことで対応可能です。
そのため、多くの場合、治療計画に大きな影響はありません。

しかし、頻繁に忘れたり長期間つけ忘れたりするようであれば、治療計画に大きな影響を与える可能性があります。
なぜなら、後戻り、歯肉退縮、治療期間の遅延などのリスクがあるからです。
これらのリスクを回避するためにも、習慣化やアラーム活用などの対策が重要です。

先述したように、装着忘れが1日程度なら、それほど大きな問題にはなりません。
気付いたらすぐに装着し、次のマウスピース交換予定日を1日ずらすだけです。
しかし、数日以上装着し忘れていた場合には、担当の歯科医師に必ず相談し、どうするべきか指示を仰ぎましょう。
マウスピースがきつい場合には無理に装着せず、歯科医師に相談してください。
場合によっては、1つ前のマウスピースに戻して数日間様子を見ることもあります。

装着忘れを防ぐには？

装着忘れがないように気を付けていても、うっかりしてしまうことはあるでしょう。
これを防ぐ方法として、習慣化が挙げられます。
まずは食後すぐに歯を磨いて装着するなど、ルーティンに組み込みましょう。

スマートフォンのアラームやリマインダー機能を活用して、装着を忘れていないか定期的に思い出すのも有効です。
外したマウスピースは常に専用のケースに入れて保管し、置き忘れを防ぎましょう。

装着忘れが続くと、歯が動いた状態から元に戻ってしまう後戻りが起こる可能性があります。
また、マウスピースが合わない状態で無理に装着すると、歯茎が下がって歯の根元が露出するかもしれません。
装着忘れがあまりに多いと、計画通りに歯が動かないため、治療期間が長引く可能性が高まります。

まとめ

マウスピース矯正は、自分で取り外しが可能であるため、つい外したまま忘れてしまうこともあるでしょう。
しかし、装着忘れは矯正治療の期間延期につながり、後戻りや歯肉退縮の原因になることもあるため、忘れないよう注意してください。
頻繁に忘れてるようなら、アラームをかけておいたりリマインダー機能を利用したりして、思い出すきっかけを作りましょう。
町田で予防歯科をお考えの際には、『町田ごうデンタルクリニック』にご相談下さい。
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