【町田駅近くでホワイトニング】エナメル質とホワイトニングの関係
- 2025年11月14日
- 歯科コラム
歯のもっとも外側を覆っているのはエナメル質ですが、歯の白さに大きく関わっていることをご存じでしょうか?
エナメル質はホワイトニングとも深い関わりがありますが、どのような関係があるのでしょうか?
エナメル質がホワイトニングとどう関係するのか解説します。
エナメル質とホワイトニングの関係について
ホワイトニングは歯を白くする施術です。
ホワイトニングの施術は、歯全体を均等に白くするものだと考える人もいるかもしれませんが、そうではありません。
主に、エナメル質を白くするのです。
ホワイトニングはエナメル質の内側にある着色物質を分解することで歯を白くしますが、エナメル質がもろくなる、色むらが出る、知覚過敏を引き起こすなどのリスクも伴います。
また、エナメル質形成不全など、エナメル質自体の問題が原因で黄色くなっている場合には、ホワイトニングでは白くなりにくいでしょう。
ホワイトニングは、過酸化水素などのホワイトニング剤がエナメル質と象牙質の間に浸透し、着色物質を酸化分解することで歯を白くします。
エナメル質を強化しながら白さを保つことを目指すホワイトニングもあります。
しかし、大抵の場合、ホワイトニングを長期間にわたって頻繁に受けると、エナメル質を弱くする可能性があるのです。
エナメル質が弱くなった結果、刺激に敏感になることもあるでしょう。
ホワイトニング剤はエナメル質の保護膜を剥がしてしまうため、象牙質に刺激が加わることで、一時的に知覚過敏が起こることがあります。
さらに、エナメル質の厚みが均一でない場合には、ホワイトニングによって色むらが生じるかもしれません。
エナメル質に問題がある場合の注意点
エナメル質に問題がある状態でホワイトニングを受ける場合には、いくつかの点に注意が必要です。
エナメル質形成不全でエナメル質が十分に形成されていないと、内側の象牙質の色が透けて見え、黄ばんで見えることがあるでしょう。
エナメル質が正常に形成されていない場合には、ホワイトニングでは白くなりにくい、または色むらが出やすい傾向があります。
初期虫歯などによるホワイトスポットがある場合には、ホワイトニングでその部分が余計に目立つこともあるでしょう。
エナメル質に問題があるために歯が黄ばんでいる場合は、ホワイトニングは期待した効果が出ない可能性があります。
その場合、ラミネートベニアやダイレクトボンディングなどの他の方法が適しているかもしれません。
ホワイトニングを受ける前に、どのような方法が適しているのか、歯科医師によく相談しましょう。
まとめ
ホワイトニングとエナメル質には深い関係があります。
歯を白くする作用は主にエナメル質に働き、内側の着色成分を分解します。
しかしエナメル質がもろくなる、色むらが出る、知覚過敏を引き起こすなどのリスクも伴うことに加え、エナメル質が均一でなかったり、形成不全であったりする場合には、十分な白さになりません。
場合によっては、ラミネートベニアやダイレクトボンディングなど別の方法が適している可能性もあります。
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