【町田駅の歯医者】オーラルフレイルについて解説します!
- 2025年10月8日
- 歯科コラム
高齢化が進む現代において、平均寿命が延びるのと同時に健康寿命についても重視されるようになりました。
それに伴い近年注目を集めているのが、オーラルフレイルです。
オーラルフレイルとは口の虚弱状態を示したもので、加齢によって衰える口腔機能への対策が重視されます。
オーラルフレイルについて詳しく解説します。
オーラルフレイルとは?
加齢などのさまざまな要因が原因となり、噛む、話す、飲み込むなどの口の機能が衰えることを「オーラルフレイル」といいます。
口腔機能が衰えたまま放置していると、誤嚥性肺炎の原因になってしまったり吸収できる栄養が低下してしまったりして、全身の健康にも影響を及ぼす可能性があるため、軽視できません。
口腔機能が衰えてきたと感じたときは、なるべく早く適切な対応を始めることが肝要です。
オーラルフレイルの主な症状として、食べこぼしが増える、むせやすくなる、以前より硬いものが食べにくくなるなどが挙げられます。
また、口の中が乾燥したり滑舌が悪くなったり、あるいは口の開閉がしづらくなったりすることもあるでしょう。
オーラルフレイルを放置していると食事がとりにくくなり、必要な栄養を十分に摂取できなくなる低栄養のリスクがあります。
また、飲み込む力が低下することで食べ物や唾液が気管に入りやすくなり、肺炎を引き起こす誤嚥性肺炎のリスクも高くなってしまうのです。
口腔機能の低下は、全身の筋力低下や体力の低下につながり、フレイル(虚弱)を進行させるかもしれません。
オーラルフレイルが進行すると、食事を楽しめなくなったり人との会話が減ったりするなど、生活の質が低下していくでしょう。
オーラルフレイルの予防と対策
オーラルフレイルを予防するためにも定期的に歯科検診を受けて、虫歯や歯周病の早期発見・治療、口腔機能の評価を受けましょう。
適切な口腔ケアも重要で、歯磨きやデンタルフロス、歯間ブラシなどを使い、口の中を清潔に保たなければなりません。
健口体操という口の周りの筋肉を鍛える体操や舌の運動などを行い、バランスの取れた食事をとること、そして、よく噛んで食べることも予防になります。
唾液腺マッサージを行って唾液の分泌を促し、口の中の乾燥を防ぐことも対策として有効です。
口腔機能の低下が気になる場合は、歯科医師や歯科衛生士などの専門家に相談することをおすすめします。
オーラルフレイルを早期に発見し、適切な対策を講じることで、健康寿命を延伸できる可能性があるからです。
直接的な衰えではなくても何か気になる症状があれば、早めに歯科医院を受診しましょう。
まとめ
オーラルフレイルとは、口腔機能が低下することをいいます。
食事がしにくくなって誤嚥性肺炎などのリスクも増すため、放置しないようにしましょう。
また、口腔機能が低下すると全身の筋力や体力の低下につながり、食事を楽しめなくなったり人との会話が減ったりするなど、生活の質が低下していきます。
予防や対策のために口の周りや舌の体操をするのが有効ですが、不安な場合は専門家に相談し、対策方法を指導してもらうといいでしょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。