【町田の歯医者で矯正治療】口呼吸で歯並びが悪くなるの?
- 2024年10月24日
- 矯正治療
コロナ禍をきっかけにマスクをする生活が続いたため、アフターコロナとなった現在もマスク生活を続けている人は少なくありません。
しかし、マスクをしていると口呼吸になりやすいというデメリットがあります。
口呼吸は歯並びが悪化する原因にもなりますが、なぜ歯並びが悪くなるのでしょうか?
口呼吸で歯並びが悪くなる理由について解説します。
口呼吸になってしまうのはなぜ?
呼吸をする際は、鼻呼吸をするのが自然な姿です。
鼻は空気中に含まれる細菌やウイルス、埃などが体内に入るのを、鼻毛や粘膜などが防いでくれるのです。
鼻には鼻毛や粘膜といったフィルターがありますが、口には何もありません。
そのため、侵入する異物を防ぐことができず、体内に蓄積されて病気の原因になってしまうのです。
また、呼吸のために口を開けている間に口内の水分が失われ、口内が乾燥する原因になってしまいます。
口呼吸になる原因として、幼少期に硬い食べ物を食べなかったことが考えられます。
硬いものを食べずにいると、顎を鍛えることができません。
現在は、生後6ヶ月から2歳までの小さな子どもに離乳食を与えるのが常識です。
その結果、柔らかいものを食べる習慣ができ、顎を鍛えるタイミングが失われています。
また、鼻がつまっているために口呼吸の癖がつくこともあるため、アレルギー性鼻炎や、花粉症などによって鼻づまりになりやすい人は注意しましょう。
口呼吸の癖がつくと、鼻どおりが良くなってからも口呼吸になってしまうことがあります。
口呼吸と歯並びの関係
口呼吸と歯並びには特に関係がないように思う人も多いでしょう。
しかし、実際には大きな関係があります。
呼吸のために口を開けていると、下顎が通常よりも下がってしまいます。
それに伴い舌の位置も下がり、口の周りの筋肉の発達を妨げてしまうのです。
また、上顎の発育にも大きな影響があります。
鼻で呼吸をしていないと鼻腔の成長が妨げられ、上顎の歯列が狭窄になってしまうこともあるのです。
舌が下がっていると前歯に触れて押し出してしまうことで、上顎前突といわれる不正咬合になってしまうこともあります。
また、上の前歯が狭窄を起こしていても、前歯が横の歯に押し出されてしまい上顎前突になることもあるのです。
まとめ
呼吸は鼻呼吸が自然な状態です。
口呼吸は鼻とは違い、フィルターとなるものがないため、細菌やウイルス、埃などが体内に入り込んでしまいます。
口内が乾燥しやすく、口周りの筋肉も発達しなくなり、上顎の成長が妨げられることもあるのです。
幼少期に柔らかいものばかり食べていると顎が鍛えられずに口呼吸になりやすいため、食生活には注意してください。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。