【町田の歯医者でホワイトニング】差し歯にはホワイトニングができる?
- 2025年1月10日
- 審美歯科
歯を失ったときに差し歯の治療を受けた人がホワイトニングを受けた場合、天然歯は白くなりますが差し歯には効果がありません。
一部だけ色が変わらないために、白くなった天然歯と比べると色味の違いから目立ってしまうこともあるでしょう。
差し歯にホワイトニングができる方法はあるのか解説します。
人工歯にホワイトニングの効果はある?
ホワイトニングは、専用の薬剤を使用して歯の着色汚れや黄ばみなどを除去し、漂白する施術です。
専用の薬剤が浸透し、付着した着色汚れを分解することで歯が白くなります。
中には差し歯を使用している人もいるでしょう。
差し歯は長く使っていると次第に黄ばんで見えることがありますが、ホワイトニングによって白くすることは可能なのでしょうか?
実は、差し歯は天然歯とは違い、薬剤が内部へ浸透していくことができないため、汚れを分解できません。
差し歯だけではなく、クラウンやインレーなどの補綴物、インプラントの上部構造、ブリッジなどに対してもホワイトニングは効果がないのです。
そのため、人工歯や補綴物がある状態でホワイトニングを受けると、天然歯だけが白くなるため全体的にみるとムラができてしまいます。
差し歯があるときのホワイトニング
差し歯があるとき、単にホワイトニングをするだけでは色の違いが際立って見えてしまうでしょう。
差し歯がある状態でホワイトニングを受けたい場合、色の違いが出ないようにする方法はあるのか解説します。
まず挙げられるのは、差し歯を交換する方法です。
ホワイトニングをした後で周囲の歯の色に合わせた差し歯に交換することで、目立たなくなるでしょう。
差し歯はさまざまな素材で作られますが、特にセラミックで作製されたものであれば、天然歯とほとんど変わらない色調で作製できます。
差し歯が白い素材で作製されている場合には、差し歯と同じような色調になるよう調整してホワイトニングを行うという方法もあるでしょう。
差し歯は汚れが付着しにくいため、もともとは差し歯の方が白いというケースもあります。
ホワイトニングを行う際に、差し歯の色と同程度に白くなるようホワイトニングをすれば、色に大きな違いは出にくく、目立たないでしょう。
なお、差し歯の表面的な汚れは、定期的にクリーニングを受けていれば落とすことが可能です。
ただし、素材自体が変色している場合はあまりきれいにならないこともあるでしょう。
まとめ
差し歯が黄ばんでいる場合、ホワイトニングでは白くできません。
周囲の歯と合わせた色にしたい場合には、差し歯を新しいものに変えるか、ホワイトニングで天然歯を白くする際に、差し歯と同じくらいの白さにする方法があります。
また、歯科医院でクリーニングを受けると差し歯の表面に付着した汚れを落とせるでしょう。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。