【町田の歯医者でホワイトニング】ホワイトニングとクリーニングの違い
- 2025年4月3日
- 歯科コラム
歯をきれいにするための施術として、ホワイトニングやクリーニングなどがあります。
この両者はどちらも歯をきれいにする施術であるため、似ているように思いますが、実際にはかなりの違いがあることをご存じでしょうか。
きれいにする汚れの内容に違いがあるため、かなりの違いがあるのです。
主にどのような違いがあるのか解説します。
ホワイトニングとは?
ホワイトニングとは歯を白くするための施術のことです。
具体的には、歯に付着している汚れを薬剤の作用で分解していく施術のことをいいます。
使用される薬剤は、漂白剤などにもよく使用されている過酸化水素や過酸化尿素などが主成分です。
ホワイトニングの主な目的は、歯の着色汚れを漂白して分解して、歯の色調を明るくすることです。
歯には、飲食物に含まれる色素が付着したり、加齢によってエナメル質が溶けて象牙質が見えてしまい、黄ばんでしまったりすることがあります。
また、神経を除去したために失活歯となってしまい、歯が黒ずんで見えることもあるでしょう。
さらに、テトラサイクリンという抗生物質を服用することで歯に縞模様の色が付いてしまったり、歯の疾患が原因となって色が付いたりすることもあります。
歯に色がついた状態を解消して白くするには、歯磨きでは無理です。
そのため、ホワイトニングを受ける必要があるのです。
ただし、ホワイトニングは虫歯や歯周病にかかっていると施術できないこともあります。
そのため、まずは口内の検査を受けて診断してもらいましょう。
クリーニングとは?
クリーニングとは、歯に付着した歯石、歯垢などの汚れや、飲料などが原因の、ステインという歯の外因性の着色などを落とすための施術です。
漂白するホワイトニングとは違い、専用の機器などを使用して物理的に汚れを排除していきます。
クリーニングの目的は、口腔内の汚れを除去することで細菌をコントロールし、虫歯や歯周病になるリスクを減らすことです。
赤ワインやコーヒー、紅茶のほか、タバコなどが着色汚れの主因であり、クリーニングを受けることで表面の汚れを落とし、歯が本来の色合いに戻ります。
しかし、ホワイトニングのように歯の内部まで色を落とすことはできないため、本来の色よりも白くすることはできません。
また、加齢による歯の黄ばみは歯の表面部分であるエナメル質の奥の象牙質が透けて見えているのが原因であるため、クリーニングでは黄ばみを落とすことができないのです。
クリーニングとホワイトニングは、組み合わせて施術を受けることでさらに効果が高まることもあります。
その場合、まずクリーニングで表面の汚れを落としてから、ホワイトニングで色素を分解することで歯が白くなります。
ホワイトニングとクリーニングを合わせて行うことで、原因を問わず、さまざまな汚れや黄ばみに対応して歯を白くすることができるでしょう。
まとめ
ホワイトニングとクリーニングは、どちらも歯を綺麗にするためのものですが、方法や目的、対応可能な着色などに違いがあります。
外因性の着色汚れはクリーニング、内因性であればホワイトニングが有効であるため、2つを一緒に行えばほとんどのケースで対応が可能です。
ただし、施術の前に診断や検査を受けなければなりません。
まずは検査を受けて診断結果を基にして、治療内容を決定しましょう。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。