【町田の歯医者でホワイトニング】ホワイトスポットについて
- 2024年10月10日
- 予防歯科
歯の表面にできることがある白い斑点のことを、ホワイトスポットといいます。
ホワイトスポットは何が原因でできるのでしょうか?
また、ホワイトスポットができた場合は、どのように治療すればいいのでしょうか?
ホワイトスポットができる原因と治療方法について解説します。
ホワイトスポットはなぜできる?
歯の表面にできる白い斑点をホワイトスポットといいます。
ホワイトスポットはどうしてできるのでしょうか?
原因としてまず挙げられるのは、初期虫歯です。
初期虫歯とは、歯が脱灰を起こして徐々に溶け出している状態のことを指します。
ホワイトスポットは、歯が脱灰を起こしたことで生じる斑点です。
よく見えないものが多いのですが、歯や斑点の色によっては、はっきりと違いがわかるケースもあります。
また、エナメル質形成不全もホワイトスポットの原因です。
エナメル質形成不全とは、エナメル質が生まれつき生成されにくい症状を指し、歯が変色することもあります。
なぜなら、エナメル質に薄い部分があるためです。
エナメル質の厚さが均一でないことから、歯の白さにもムラができてしまいます。
ホワイトスポットの治療方法は?
ホワイトスポットを治療する場合は、虫歯の治療のように大きく歯を削る必要はありません。
たとえば、再石灰化を促すことで改善が見込めるケースもあります。
この場合、脱灰した歯の表面にフッ化物を塗布することでホワイトスポットが治ります。
ほかに挙げられるのが、低粘度のプラスチック素材であるアイコンを用いる方法で、最近注目されています。
アイコンの使用によってミネラルの溶出を防止し、ホワイトスポットや初期段階の虫歯を治療します。
ダイレクトボンディングもホワイトスポットが改善できる方法です。
歯の密度が低い部分にプラスチック素材を塗り重ねる治療であるため、歯の形状や色味を整えることができます。
治療期間が短いうえに仕上がりが自然で、痛みもあまりありません。
歯の表面に薄い板を張り付けるラミネートベニアという治療方法もあります。
表面にセラミック製の板を貼り付けることで歯の色を均一にすることが可能です。
なお、虫歯の初期段階として歯の一部が白くなっている場合には、削って詰め物をするという方法もありますが、フッ素塗布などの方法によって削らず治療することもできます。
まとめ
歯が斑点状に白くなっている症状をホワイトスポットといいます。
ホワイトスポットは、初期の虫歯やエナメル質形成不全が原因です。
虫歯のように歯を削って治療する必要はなく、フッ素などを塗布して再石灰化させるだけで治ることもあります。
最近では、アイコンという低粘度のプラスチックを塗って補強することで治療する方法も注目されています。
また、歯に直接プラスチック素材を塗り重ねて色を整える方法などもあるため、治療の際はどの方法がよいか歯科医師によく相談しましょう。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。