【町田の歯医者でホワイトニング】テトラサイクリン歯とは?ホワイトニングできる??
- 2025年1月8日
- 審美歯科
毎日丁寧に歯磨きしていても、歯に着色汚れがついたり黄ばんだりするケースは珍しくありません。
それだけでなく、他の原因で汚れがついてしまうこともあります。
汚れが歯磨きで落ちればよいのですが、中には落ちないものもあります。
縞模様などに着色されるテトラサイクリン歯が代表的なものです。
テトラサイクリン歯とは何か、ホワイトニングは効果があるのか解説します。
テトラサイクリン歯とは?
縞模様や灰色など、単純な黄ばみなどとは異なる着色汚れが歯についてしまうことがあります。
灰色になったり縞模様が出ていたりする「テトラサイクリン歯」は、代表例の一つといえるでしょう。
テトラサイクリン歯は、テトラサイクリン系の抗生物質を服用したことが原因で発生します。
テトラサイクリンはさまざまな菌に対して抑制効果があるため、以前は幅広く使われていました。
しかし、歯を変色させる副作用があることが1962年に報告され、使用制限がかかるようになったのです。
なお、テトラサイクリンは完全に使用されなくなったわけではなく、ニキビや肺炎などの治療薬として現在も使用されています。
しかし、やむを得ない場合を除き、副作用が出やすい妊婦や12歳以下の子供に対しては使用できないことになっています。
ホワイトニングは効果がある?
テトラサイクリン歯を白くしたい場合、ホワイトニングはどのくらい効果があるのでしょうか?
テトラサイクリン歯は紫外線に反応して徐々に変色していきます。
そのため、ホワイトニングの効果は変色の進行状況によって異なるでしょう。
変色の進行状況は4段階に分けられています。
全く変色していない段階を第0度といい、歯の色が灰色や黄色になってしまった状態を第1度といいます。
また、色が濃くなって茶色がかってきた段階が第2度、縞模様が表れ始めた段階は第3度です。
第3度までであればホワイトニングの効果はある程度出るでしょう。
しかし、さらに縞模様の色が濃い第4度になると、ホワイトニングの効果は出にくくなります。
歯をはっきりと白くしたいのであれば、第3度になるまでにホワイトニングを受けましょう。
まとめ
テトラサイクリン歯はテトラサイクリン系の抗生物質を服用することで起こる副作用のことで、歯が縞模様になっていくのが特徴です。
テトラサイクリン歯の進行には段階があり、段階が進むとホワイトニングの効果を発揮しにくくなってしまいます。
テトラサイクリン歯に気づいた場合は、なるべく早く治療を受けた方がいいでしょう。
色が茶色くなり始めると効果が出にくくなるため、注意が必要です。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。