【町田の歯医者でホワイトニング】なぜ神経の治療をすると歯が変色するのか?
- 2024年11月7日
- 審美歯科
虫歯になったときは歯を削って治療することになりますが、進行していると、神経まで感染していることもあるでしょう。
虫歯菌が感染した神経を抜いたり、抜かずに治したりすることもありますが、なぜか治療したことで違う色になることがあります。
歯の色が変わってしまうのはなぜでしょうか?
神経の治療と変色の原因について解説します。
神経の治療とは?
虫歯を治療するときは、虫歯の原因となる細菌に感染している部分を削って除去することで、拡大を防ぎます。
しかし、感染部分が表面だけならまだしも、治療するまでの間に感染が進んで内側まで到達してしまうこともあるでしょう。
歯の中心には歯髄という組織があり、その中には神経も含まれています。
虫歯になった状態で放置していると、歯髄まで虫歯に感染してしまうケースも珍しくありません。
また、神経の近くまで感染が進んでしまうと、治療のために歯を削ったときに激しい痛みが生じてしまうのです。
虫歯の原因菌が感染する範囲が広がって歯の中心部まで進んだ場合は、治療のために神経を抜くこともあります。
歯の神経を抜くときは歯の内側にある組織ごと除去することとなるため、神経以外もすべてなくなります。
ただし、感染したものの軽度な状態であれば、内部を消毒して終わるというケースもあります。
歯はなぜ変色する?
歯が変色する原因に神経の治療がありますが、治療によって歯の色が変わってしまうのはどうしてでしょうか?
歯の色が変わるのは、神経が含まれる歯髄という組織を除去する治療が原因です。
歯髄には神経だけではなく細かい血管も含まれているため、血液が届かなくなってしまい変色の原因となるのです。
血管は血液を体のすみずみまで届けるためのものですが、血液とともにさまざまな栄養も届けているため、血管がなくなると栄養が届かなくなります。
栄養を失った歯は失活歯と呼ばれ、今までのように白い歯ではなくなるのです。
神経を抜くことによって起こる歯の変色は、血管がなくなり栄養が届かなくなることで、歯が健康ではなくなったということを示しています。
まとめ
虫歯の治療をする際に神経の治療をすると、色が変わるといわれています。
神経の治療では、主に神経が含まれる歯髄という組織を取り除くことになりますが、血管も一緒に取り除かれてしまうのです。
血管がなくなり栄養が届かなくなると、健康な歯ではなくなってしまいます。
白いままではいられないため、神経の治療をした歯は色が変わるといわれているのです。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。