【町田の歯医者】CPP-ACPについて解説します
- 2026年6月8日
- 歯科コラム

「虫歯予防のガムといえばキシリトール」というイメージは、すっかり定着した感があります。
しかし、実は「CPP-ACP」という成分も高い予防効果を期待できる事実は、まだそれほど知られていません。
今回は、CPP-ACPが持つ具体的な効果とそのメカニズムについて詳しく解説いたします。
CPP-ACPとは?
近年ではキシリトールの虫歯予防効果も広く知られるようになり、キシリトール配合のガムを普段から噛むようになった人もいるでしょう。
しかし、同じくガムに配合されている成分で虫歯予防の効果があるのですが、まだ広くは知られていない成分もあります。
CPP-ACPという成分もキシリトールの陰に隠れて目立ちにくいのですが、きちんと虫歯予防の効果が認められている成分なのです。
近年、キシリトールによる虫歯予防は広く普及し、定着しました。
しかし、同じく優れた予防効果が認められていながら、まだ広くは知られていない実力派の予防成分があります。
それが、キシリトールの陰に隠れがちな「CPP-ACP」です。
CPP-ACPとは、乳タンパク由来の「カゼインホスホペプチド(CPP)」と、「非結晶リン酸カルシウム(ACP)」を複合させた成分をいいます。
これらが組み合わさることで歯を強くする3つの効果を発揮し、毎日の虫歯予防に大いに役立つのです。
まず1つ目の効果として挙げられるのが「脱灰の抑制」です。
お口の中の細菌が生み出す酸によって、歯のエナメル質の内側からミネラルが溶け出してしまう現象を脱灰と言いますが、これを未然に防ぎます。
2つ目の効果は、その溶け出したミネラルを再び歯へと戻す「再石灰化」の促進です。
さらに3つ目として、酸に対する抵抗力を高める効果も見逃せません。
ミネラルを十分に補給された歯のエナメル質は虫歯の原因菌が放つ酸への耐性が格段にアップするため、虫歯の進行を未然に防ぐ強固な歯へと生まれ変わるのです。
なぜCPP-ACPは虫歯予防の効果があるのか
CPP-ACPには虫歯予防の効果があるといわれていますが、なぜ虫歯を予防することができるのでしょうか?
虫歯は細菌によって歯が溶かされてしまう細菌感染症の一種で、ミュータンス菌をはじめとしたいくつかの原因菌が虫歯を引き起こします。
虫歯の原因菌はほとんどの人の口内に存在していて、歯に付着した食べ物のかすなどを食べることで増えていき、酸を産生するのです。
歯が溶かされると、外側を覆うエナメル質からカルシウムなどの成分が溶け出してしまう脱灰が起こり、さらに歯を溶かしていくことで虫歯になってしまいます。
何もしないとどんどん溶けてしまうのですが、CPP-ACPによって酸で歯が溶かされてミネラルが溶けだすのを防ぐことができるのです。
再石灰化がきちんと起こると、脱灰が起こって歯のエナメル質が溶けたとしても元に戻り丈夫になっていきます。
まとめ
フッ素やキシリトールは虫歯を予防できる成分として有名ですが、他にも高い予防効果が認められたて「CPP-ACP」というものがあり、一部のガムにも配合されています。
この成分には、歯のエナメル質からカルシウムなどのミネラルが流出するのを防ぐ効果があります。虫歯へと至るメカニズムそのものをブロックできるため、初期の段階で悪化を防ぐことができるのです。
さらに再石灰化がきちんと促されることで、歯は元の健康な状態へと戻り、どんどん丈夫になっていきます。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。