【町田の歯医者】顎関節症を放置することのデメリット
- 2024年9月17日
- 口腔外科
口を開けた時に、痛みが生じたりきしむような音が鳴ったりしたときは、顎関節症かもしれません。
一時的なものというケースも多く、しばらくすれば自然と治ることもありますが、放置しているとさまざまなデメリットがあります。
顎関節症を放置するデメリットについて解説します。
日常生活に支障が出ます
顎関節症は、様子を見ていても症状が改善されなかったり、悪化したりした場合は、そのまま放置するのは禁物です。
なぜなら、さらに悪化する可能性があるからです。
顎関節症になってもあまり痛みがなければ気にならず、単に顎の音が鳴る場合には、ふざけてわざと鳴らす人もいるでしょう。
指の骨や首などを鳴らすのが楽しい、という人と同じような考えですが、顎は音を鳴らしていると癖になってしまいます。
顎関節から音が鳴るようになったとき、わざと何回も鳴らしていると、顎関節が変形する可能性があるのです。
音が鳴るのは、関節円板という上下の顎を連結するクッションが正常な位置からズレていることが原因となっています。
関節円板とは、軟骨の一種であり関節の動きをサポートしているもので、通常は存在を意識することはほとんどないでしょう。
しかし、変形してしまうと顎関節の動きの邪魔になり、口を開けるのが難しくなってしまいます。
悪化する前に治療しましょう
顎関節症は、治療に取り掛かるタイミングが早いほど完治も早くなりますが、症状が進むにつれて治療に時間がかかるようになるでしょう。
顎関節症は、顎変形症の前兆となっていることもあるため、放置しておくのは非常に危険です。
顎変形症とは、顎の骨の形状が異常になってしまったり、顎のバランスが上下で異なってしまう病気のことです。
顎変形症と診断されるのは、顎関節症以外にも不正咬合による顔の変形や、顔のゆがみが生じた場合などがあります。
顎変形症は、悪化してしまうと見た目も悪くなるだけではなく、噛み合わせにずれが生じたり、発音が不明瞭になったりするなどのデメリットも生じます。
顎関節症になったときは、悪化して顎変形症にならないようできるだけ早めに治療を受けるべきです。
異常が生じたときはすぐに発見して治療を受けられるように、定期検診を受けておくことをおすすめします。
まとめ
顎関節症になったとき、痛みがないからといって顎の骨をわざと鳴らすようなことをしていると、症状はどんどん悪化してしまいます。
悪化すると、多くのデメリットが生じる顎変形症になってしまうこともあるため、悪化しないうちに治療を受けることが大切です。
顎変形症は、顎関節症以外の原因でも発症することがあるため、不正咬合やなどにも注意しましょう。
定期検診を受けて、顎に異常がないか確認することをおすすめします。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。