【町田の歯医者】銀歯とセラミックの違いとは?
- 2024年12月6日
- 詰め物・被せ物の治療(一般歯科)
虫歯の治療をした際は、歯を削って補綴物という被せものや詰めものなどで削ったところを補います。
費用面から保険が適用される銀歯を装着する人が多いものの、近年はセラミックを選ぶ人も増えているのです。
銀歯とセラミックは何が違うのか、解説します。
銀歯のデメリット
銀歯になじみのある人は多いでしょう。
虫歯治療における補綴物の中で、銀歯は保険が適用されるため、治療費が安価となることが最大のメリットといえます。
しかし、銀歯にはデメリットがあるためいやだという人も珍しくありません。
しばらく使用してからデメリットを実感した場合は再治療を望む人もいます。
銀歯のデメリットとして挙げられるのが、経年劣化です。
温かい食べ物を食べた時などに銀歯には熱が加わりますが、次第に腐食し、穴が開くこともあるのです。
また、接着剤が溶けて外れることもあるため、銀歯の寿命はおよそ3年から5年ほどと短命です。
経年劣化に伴い、銀歯には隙間ができたり段差が生じたりすることもあり、二次う蝕が起こりやすいというデメリットもあります。
さらに、銀歯には汚れが溜まりやすく、虫歯の再発だけではなく歯周病や口臭などの原因になることもあるのです。
銀歯は、唾液と共に少しずつ溶け出し、金属イオンが歯茎に色素沈着してしまうと歯茎が黒ずむこともデメリットでしょう。
セラミックの特徴は?
銀歯のデメリットを避けたいという人の多くが、セラミック製の補綴物を選びます。
セラミックにはどのような特徴があるのでしょうか?
セラミックは陶器のような素材であり、表面がつるつるしているため歯垢が付着しにくいというメリットがあります。
セラミック製のクラウンやインレーは本来の歯と見た目がかなり近く、装着しても目立ちません。
セラミックは、作製する際に色調を調整できるため、治療を受ける人の歯の色に合わせることができ、透明感のある白さを再現できるのです。
また、一部に穴が空いたり経年劣化したりすることもなく、接着が取れるまではずっと問題なく使い続けることができます。
なお、セラミックには、オールセラミックやジルコニアセラミック、ハイブリッドセラミック、メタルボンドという4つの種類があります。
それぞれの特徴をきちんと比較して治療を受けることが大切です。
まとめ
虫歯治療において、金銀パラジウム合金でできた銀歯といわれる補綴物は、保険が適用される基本的な治療で、選ぶ人も多いです。
しかし、治療してから時間が経つにつれて、デメリットが生じることもよくあるため、事前にどのようなデメリットが生じるのかを知っておきましょう。
特に、虫歯の再発リスクが高いという点には注意が必要で、デメリットを避けるためにセラミックへの変更も検討することをおすすめします。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。