【町田の歯医者】金歯のデメリット
- 2025年6月24日
- 歯科コラム
虫歯の治療で歯を削った後は、補綴物を装着して削った部分を補います。
補綴物の素材にはさまざまなものがあり、中には金歯を代表する金を使用したものもあるのです。
金歯には多くのメリットがある一方、デメリットも多いため好まないという人も少なくないでしょう。
金歯にはどのようなデメリットがあるのか、解説します。
金歯のデメリットは?
金歯は、同じ金属素材の銀歯と比べて多くのメリットがある非常に優れた素材ですが、デメリットも少なくありません。
金歯のデメリットとしてまず挙げられるのが、高額であることです。
自由診療になるため保険が適用されず、全額自己負担になってしまいます。
保険が適用される治療であれば、自分で負担するのは2割から3割で済みますが、自由診療の場合は10割負担しなければなりません。
ただし、驚くほど高額になるのかというと決してそうではなく、銀歯と比べれば高額だという話です。
歯科医院によって違いはありますが、セラミックと同じくらいの料金でしょう。
次に挙げられるのが、目立つというデメリットです。
金歯は、口内が金色になってしまうため、数ある素材の中でも特に目立ちやすいでしょう。
金歯の輝きをステータスのように感じる人もいますが、自然な色調の歯がいいといって嫌がる人もいます。
金歯を選択するかどうかには本人の好みにもよりますが、職業やライフスタイルによっても選択するべきかどうかが異なるでしょう。
ただし奥歯の治療に使用するのであれば、金歯でも特に目立つことはないため選択しやすいでしょう。
極端な温度のものには注意が必要
金歯には熱が伝わりやすいという特徴があるため、セラミックなどと比べると熱いものや冷たいものの摂取による刺激が強いことに注意が必要です。
極端に高い・低い温度の場合には、歯がしみたり痛くなったりすることもあるため、注意しなくてはいけません。
特に、虫歯を治療して歯を削り、補綴物を金歯にしたばかりであれば、刺激に慣れていないため、落ち着かないでしょう。
最初は不快感があるかもしれませんが、ほとんどの人は徐々に慣れてきて、刺激にも反応しづらくなっていきます。
まとめ
銀歯は金属素材の中でもメリットの多い素材ですが、デメリットもあるため事前によく検討したうえで選択する必要があるでしょう。
自由診療となるため費用が高いというのは最も大きなデメリットですが、セラミックと同程度のケースが多いため、意外と費用は抑えられるかもしれません。
また、熱伝導率が高く、治療後すぐの段階では、熱いものや冷たいものが歯にしみるかもしれません。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。