【町田の歯医者】詰め物や被せ物をセラミックにするメリットとは?
- 2024年12月5日
- 詰め物・被せ物の治療(一般歯科)
虫歯の治療では歯を削り、削った箇所をクラウンやインレーと呼ばれる補綴物で補い機能を維持します。
補綴物でよく使われるのがメタルで、銀歯としておなじみです。
そのため、詰め物といえばこの素材を思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし補綴物にはほかにもさまざまな素材で作られたものがあります。
特に人気が高いのがセラミック製のものです。
セラミック製の補綴物を使用したセラミック治療には、どのようなメリットがあるのかを解説します。
審美性におけるメリット
詰め物や被せ物をセラミック製のものに変える場合のメリットとしてまず思い浮かぶのが、見た目に関するものではないでしょうか。
たとえば、虫歯治療で装着することが多い銀歯の場合、銀色であるため、天然歯とは見た目が大きく異なります。
メタリックカラーということもあって目立ち、治療したことがすぐわかるでしょう。
奥歯など比較的目立ちにくい位置に装着しても、角度や口の開閉の程度によっては目立つこともあります。
そのため、口を大きく開けることをためらう人もいるのではないでしょうか。
同じ保険診療の中には、コンポジットレジンという白い仕上がりの補綴物を選択できるケースもあります。
白い色をしているため銀歯ほど悪目立ちしませんが、色味が単調です。
そのため、天然歯と比較すると違和感があるでしょう。
銀歯やコンポレットレジンは保険適用であるため、安価なことが最大のメリットです。
しかし、上記のようなデメリットがネックとなります。
それを解消する素材の1つがセラミックです。
色合いを微調整できるため、本来の歯とほとんど変わらない見た目を実現できます。
セラミック治療の機能性のメリット
セラミックの特長として、優れた機能性が挙げられます。
特に、すき間のない密着したつくりを実現できることは虫歯の再発防止につながるため、大きな強みといえるでしょう。
セラミック治療では歯の形に合わせて隙間なく装着できるようにつくります。
その後、高品質のセメントで接着することにより、より隙間のない状態を実現することから、二次う蝕になりにくいのが特徴です。
銀歯は二次う蝕になりやすい素材ですが、その原因となるのが、変形や破損です。
経年劣化などで変形したり破損したりすることが珍しくなく、生じたすき間から食べかすなどが入り込み、虫歯の再発を引き起こします。
再発を防ぐには、隙間が発生しないようにすることが大切です。
銀歯では実現が難しいですが、セラミックなら可能です。
また、セラミックの表面はすべすべしています。
なめらかな表面にはプラークが付着しにくく、虫歯や歯周病の予防が可能です。
セラミックのメリットとしてほかに挙げられるのが、寿命の長さです。
銀歯は数年で劣化しますが、セラミックは10年以上使用できることもあります。
以上のとおり、セラミックにはさまざまなメリットがあります。
保険適用外であるため、銀歯と比べて治療費が高いことが難点だと考える人もいるでしょう。
しかし、銀歯よりも長く使えて虫歯になりにくいことを考えると、それほど割高ではないでしょう。
銀歯が持つ虫歯再発リスクと比較したうえで、セラミック治療を受けるべきか検討してみてください。
まとめ
虫歯の治療を受けたときに装着する補綴物の1つであるセラミックには大きなメリットがあります。
天然歯と並んでも違和感のない見た目にできることもそうですが、虫歯になりにくいという機能性の高さも大きな強みです。
虫歯によってダメージを受けた歯にそれ以上のダメージを与えにくく、自分の歯を長く使うことができるでしょう。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。