【町田の歯医者】虫歯予防のために唾液を増やす方法について解説します
- 2024年3月26日
- 予防歯科
口内で分泌されている唾液には、口の中を洗い流して虫歯の原因菌の働きを抑制する働きがあり、虫歯予防になります。
唾液が多いほど予防効果は高まりますが、人によってはあまり分泌されないケースもあるでしょう。
唾液の分泌量を増やすにはどうしたらいいのか、解説します。
飲食の注意点
唾液を増やすためにまず気を付けたいのが、飲食です。
食事をとるときや飲み物を飲むときに注意する点などを守ることで、唾液の分泌量を増やせます。
食事の際の注意点として挙げられるのが、よく噛んで食べることです。
しっかり噛むことで、唾液の分泌量は増えていきます。
1口あたり30回を目安に噛むといいでしょう。
また、食事の時以外はガムを噛むのも効果的です。
甘味の強いガムだとかえってのどが渇いてしまうため、ミント味などさっぱりしたものがいいでしょう。
飲み物を飲むときの注意点として挙げられるのが、一気飲みをしないということです。
一気に水分をとるのではなく、こまめに水分を補給するのが効果的です。
ゆっくりと口を湿らせるように飲むことで、唾液の分泌量を増やせます。
また、コーヒーやお茶などカフェインが含まれているものは、利尿作用があるため注意してください。
利尿作用によって水分を失うことになります。
飲酒も水分を奪われるため、水や麦茶などを飲むようにしましょう。
普段から心がけるべき行動
唾液の分泌量を増やすためには、普段から行動に気を付けなくてはなりません。
まず、気を付けてほしいのが、呼吸です。
口呼吸をしていると口内が乾燥しやすくなるため、鼻呼吸にするよう心がけましょう。
特に、マスクをしているときは無意識のうちに口呼吸をすることが多いため、口をしっかり閉じて鼻呼吸をするよう意識してください。
鼻が詰まっているときは、こまめに鼻をかんで鼻のとおりをよくしましょう。
口内で舌を動かしていると、唾液の分泌量が増えます。
舌の運動は特別なものではなく、口を閉じたままで上下に動かすだけで十分です。
動かしている間、唾液が分泌されていることを実感できるでしょう。
また、顔には唾液腺という唾液を分泌するところが何カ所かあるので、マッサージして刺激を与えると唾液が分泌されやすくなります。
ただし、あまり強い力をかけないようにしてください。
まとめ
唾液は、人間の体に備わっている虫歯を防ぐ機能です。
唾液によって食べかすが流されると、虫歯の原因菌が酸を産生するための材料がなくなり、口内を中性に保てます。
口内が中性になることにより、酸性の環境を好む細菌の働きを抑制可能です。
唾液の分泌を促すためには、食事の際によく噛み、飲み物をこまめに補給することが大切です。
また、普段から鼻呼吸をするように気を付けて、口内で舌を上下に動かしましょう。
唾液の分泌腺をマッサージするのも、効果的です。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。