【町田の歯医者】虫歯の予防に役立つ唾液検査の重要性を解説します
- 2024年2月25日
- 予防歯科
予防歯科では、虫歯になってから治療するのではなく、虫歯を防ぐことを目的にしています。
したがって、定期的な診察により、「虫歯になりかかっている歯がないか」など、歯をはじめとする口内における変化の有無をチェックすることが可能です。
口内の変化や異常を確認することから、予防歯科では唾液の検査も行います。
予防歯科で重要な唾液検査について解説します。
唾液検査とは?
虫歯の原因となるのは、ミュータンス菌をはじめとする細菌です。
さまざまな虫歯の原因菌が口内で増えると虫歯になってしまいます。
そのため、定期的に虫歯の原因菌の増減を調べなければなりません。
虫歯の原因菌の数を調べるために行うのが、唾液検査です。
検査によって、口内にいる虫歯の原因菌の数はもとより、唾液の持つ殺菌作用で対処できるか、増殖を防ぐ働きが十分かどうか調べることができます。
また、歯茎の健康状態や口内の清潔度なども把握可能です。
唾液検査の結果を踏まえて診察を受けることで、自身に適したケアの方法なども把握できます。
何に気を付けたらいいのかがわかれば、虫歯予防効果も高くなるでしょう。
唾液検査の具体的な内容
唾液検査の方法は、1つだけではありません。
方法によって検査内容に多少相違が発生し、特に、唾液を採取する方法と検査結果が出るまでの期間に違いが生じます。
唾液検査を行う際に最初に行うのが唾液の採取です。
採取方法として、ガムを噛んで唾液を分泌させたうえで吐き出す方法や、うがいをしてコップに吐き出したものを使う方法などが挙げられます。
採取した唾液をスポイトで取って検査紙やキットに付着させた状態で、5分ほど待って反応を見ます。
一部の検査では、さらに唾液を培養して細菌の数などを調査しますが、この場合は当日中に結果が出ないため、数日待たなければなりません。
検査の結果を見て、虫歯や歯周病になる可能性が高いポイントを分析したうえで、改善方法を提案します。
特に数値が大きい項目がある場合は、大幅な改善が必要かもしれません。
改善するために、日々のケアを見直そうとする人もいるでしょう。
虫歯や歯周病予防を謳う市販のオーラルケア用品もありますが、市販品は健康な状態をキープするのに役立つものの、検査の結果異常が見られた場合は効果が不十分です。
歯科医院で提案されたケア方法に従って、しっかりと予防してください。
まとめ
唾液検査とは、唾液を調べることで口内の細菌数や口腔内の清潔度、歯茎の健康状態などを把握できる検査です。
予防歯科で行っていて、虫歯や歯周病にならないために必要なケアを知るのに役立ちます。
いくつかの項目で評価を行いますが、特に数値が大きい項目がある場合には注意が必要です。
歯科医院でよく相談し、予防に必要なケアに取り組みましょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。