【町田の歯医者】虫歯のなりやすさが3歳までに決まるのは何故か解説します
- 2024年2月22日
- 予防歯科
虫歯になりやすい人の中には、生まれつきの体質や生活習慣が原因と思っている人もいるでしょう。
実は、生まれつきの体質よりも、3歳までの口腔内環境が原因となることの方が多いのです。
虫歯を予防するためには、3歳までに何をすればいいのでしょうか?
3歳までの口腔内環境の整え方について解説します。
なぜ、3歳までに対策するのが重要なのか
口の中には、様々な細菌が存在します。
虫歯の原因となる虫歯菌も口の中にいる細菌で、食事内に含まれる糖分を分解して酸を産生し、歯を溶かして虫歯にします。
虫歯菌が口の中に存在していなければ、虫歯になることはありません。
虫歯菌は、2~3歳頃までに口の中に存在していなければ、以降もいないまま過ごせます。
3歳までに虫歯菌の感染を防止できれば、今後の人生で虫歯になる可能性はかなり低くなるでしょう。
なぜなら、口内の細菌のバランスが2歳半から3歳までの間に決まるからです。
虫歯菌の割合が多ければ、虫歯になりやすい環境になります。
少ない状態であれば、成長しても少ないままになるため、虫歯になりにくい状態で過ごすことが可能です。
虫歯菌を少なくするには?
では、虫歯菌の割合を少なくするにはどうしたらいいのでしょうか?
虫歯菌は、生まれた瞬間から口内にいるわけではなく、ほとんどの場合、両親から感染します。
したがって、両親が虫歯を減らすよう予防に取り組むことで、子どもに感染する可能性は低くなります。
歯磨きを丁寧にするだけでは不十分なので、クリーニングも定期的に受けて歯石などもしっかりと除去しておきましょう。
虫歯菌は、赤ちゃんにキスをした時などに感染します。
問題となるのは赤ちゃんの口に唾液が入ってしまうことです。
そのため、くしゃみをして赤ちゃんに唾がかかった時や顔を近づけて話している時なども感染する可能性があります。
食事で口移しをするのは当然ダメですが、食器を共用するだけでも感染の原因になります。
自分のフォークやスプーンなどを使って赤ちゃんに食べさせないようにしましょう。
唾液にどれだけの虫歯の原因菌が含まれているのかは、検査によって分かります。
歯科医院で歯科衛生士に検査をしてもらい、どれだけの虫歯の原因菌がいるのか確認してもらうのがおすすめです。
まとめ
虫歯が多い人・少ない人の違いは、日常のケアによる予防だけではなく、子どもの頃の虫歯菌の割合もあります。
2歳半から3歳頃の口腔内の細菌の割合は成長してからも影響するので、小さい頃に虫歯菌を少なくできれば成長してからも虫歯になりにくいのです。
生まれた頃は虫歯菌が存在しておらず、大抵の場合は両親から感染します。
虫歯菌を感染させないよう、まずは両親が虫歯治療や予防を行うことが大切です。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。