【町田の歯医者】虫歯ができやすい場所とは??
- 2025年11月8日
- 歯科コラム

歯は、生えている位置に関係なく虫歯になる可能性があります。
ただし、場所によってできやすさに違いがあるのです。
虫歯ができやすい場所が分かっていれば、集中的にケアをして虫歯を予防できるかもしれません。
虫歯ができやすいのは口内のどこなのか、解説します。
虫歯はどこにできやすい?
虫歯の原因となる細菌は、口内に存在しています。
ゆえに、すべての歯に付着する可能性があり、生えている場所に関係なく虫歯になる可能性があるのです。
ただし、歯の場所によって虫歯のできやすさが異なるため、どの場所が虫歯になりやすいのかあらかじめ知っておきましょう。
虫歯ができやすい場所の特徴として挙げられるのは、プラークが溜まりやすく、歯ブラシが届きにくい場所です。
例えば、奥歯は噛み合わせの面に溝があることから食べかすが残りやすく、歯ブラシの毛先も届きにくいため、最も虫歯になりやすい場所といえます。
また、歯の間は歯ブラシが入り込みにくく清掃が難しいため、食べかすが残りやすく虫歯になるリスクも高い場所でしょう。
歯茎との境目も、虫歯ができやすい場所といえます。
特に、歯周病などで歯茎が下がって歯の根元が露出した場合には、注意が必要です。
根元は、エナメル質より酸に弱い象牙質が露出しているため、虫歯の進行が速いのです。
ちなみに、エナメル質に守られていない歯の根元にできる虫歯を根面う蝕といいます。
詰め物や被せ物にも注意してください。
詰め物や被せ物自体に虫歯ができるわけではありませんが、経年劣化によって歯との間に微細な隙間ができることがあります。
隙間から細菌が侵入し、虫歯が再発する二次う蝕になるかもしれません。
親知らずも、虫歯になりやすいため、注意してください。
一番奥に生えていることから、歯ブラシが届きにくく磨き残しが多いことが理由です。
虫歯を予防する方法
虫歯予防のためには、虫歯ができやすい場所を把握して汚れを残さないよう、重点的に磨きましょう。
また、歯間ブラシやデンタルフロスも併用し、歯の間の汚れなどを残さないようにすることも大切です。
虫歯の早期発見と専門家のケアを受けるためにも定期的な歯科検診が欠かせません。
虫歯を悪化させないためにも、必ず受けるようにしましょう。
まとめ
虫歯は、どんな場所にある歯でもできる可能性がありますが、できやすさに違いがあります。
汚れが残りやすい場所にある歯は虫歯ができやすいため、特に注意が必要です。
奥歯の溝や歯の間などは、歯ブラシの先端が届きにくいため汚れが残りやすいでしょう。
また、歯茎が下がって歯根が露出すると、根面う蝕になる可能性もあります。
虫歯ができやすい場所を把握して念入りにケアをすれば、虫歯予防が可能です。
また、専門家のケアを受けることも、虫歯予防のためには大切です。
町田で予防歯科をお考えの際には、『町田ごうデンタルクリニック』にご相談下さい。
患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。
スタッフ一同、お待ちしております。