【町田の歯医者】神経ないのに痛みがある理由
- 2025年6月24日
- 歯科コラム
虫歯が悪化すると、歯の神経まで感染し、激しい痛みが生じます。
こうなった場合には、神経を除去する治療を行うことになるでしょう。
痛みを感じるのは神経の働きなので、除去してしまえば痛むことはないはずです。
しかし、なぜか再び痛みが生じることがあるのです。
神経がないのに痛みがあるのはなぜか、解説します。
神経がなくても痛むケースとは?
虫歯が悪化して神経まで感染している場合は、抜髄という治療で神経を除去してしまいます。
そのため、神経がなくなった歯は痛みを感じなくなるでしょう。
しかし、神経がないのになぜか痛むことがあります。
それはどうしてでしょうか?
神経がなくても歯が痛くなるケースの1つが、歯がぶつかり合った衝撃によるものです。
周囲の歯茎が腫れている歯があると、歯茎が痛くなったり違和感が生じたりすることもあります。
ズキズキとした痛みが起こっている場合は、一度歯科医院で検査を受けて、原因をはっきりとさせた方が良いでしょう。
神経がなくても痛むのはなぜ?
治療後、神経がなくても歯が痛くなったり、周囲の歯茎に違和感が生じたりするのは、どのような原因があるのでしょうか?
神経がなくても歯が痛くなる原因として、治療した歯の歯根部分が割れてしまったケースが挙げられます。
割れた歯根部分に負担がかかったことで痛くなることがあるのです。
そのまま放置していると、周囲の骨にも炎症が生じる恐れがあるため、抜歯しなければなりません。
また、噛み合わせが原因のこともあります。
噛み合わせのせいで、歯の根の周囲にある組織に刺激が伝わり、痛みが生じてしまうことがあるのです。
神経を取った歯が虫歯になった場合は痛みはありませんが、歯周病になると歯茎に影響が出て、周囲の組織が痛くなることがあります。
とはいえ、歯周病と虫歯では痛みの種類が異なり、歯茎に対する影響にも大きな違いがあるため、混同することは少ないでしょう。
神経を除去する治療を根管治療といい、歯の内側までしっかりと消毒して虫歯に感染した組織を残さないようにします。
ただし、神経が残っていたために残っていると痛みが生じることはあります。
また、歯根の内側に膿が溜まって周囲の組織に炎症が起こると、歯が痛んでいると錯覚するような痛みが生じることもあるでしょう。
膿が溜まっている場合は、もう一度歯根の内側を清掃し、消毒してきれいにしなければ痛みはなくなりません。
放置していると、歯の根の先に膿が溜まり、歯茎が炎症を起こす可能性が高くなってしまうでしょう。
まとめ
虫歯が歯の神経まで感染した場合は、歯の神経を除去します。
そのため、歯は痛みを感じなくなるはずですが、治療後に痛みを感じることがあります。
痛みの原因としては、残った歯根部分が割れて周囲の組織に刺激を与えていたり、周囲の組織が炎症を起こしていたりすることなどが考えられるでしょう。
痛みがある場合は、放置せずに検査を受けて適切に治療しなければ、さらに悪化するかもしれません。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。