【町田の歯医者】知覚過敏と虫歯の違いとは??
- 2025年8月24日
- 歯科コラム
歯が痛むときはまず虫歯を疑うことが多いのですが、もしかしたら知覚過敏による痛みという可能性もあるでしょう。
どちらなのかを簡単に判断することはできないのですが、いくつかの違いがあるため段階的に判断していくことはできるのです。
知覚過敏と虫歯の違いについて、解説します。
具体的には何が違う?
知覚過敏と虫歯は、どちらも歯の痛みを生じさせる可能性があるものですが、原因や症状、治療法に違いがあるのです。
知覚過敏は、歯の表面のエナメル質がすり減ったり歯茎が下がって象牙質が露出したりすることで起こります。
外部からの冷たいもの、甘いもの、風などの刺激があると過敏に反応してしまい、一時的な痛みが生じるのです。
細菌が直接的な原因というわけではありませんが、歯周病菌が増えることで歯茎が下がってしまうことはあるでしょう。
虫歯は、細菌が糖分を分解して酸を産生して歯を溶かすことで進行する病気で、初期には冷たいものや甘いものがしみることがあります。
しかし、進行すると常にズキズキと痛んだり、刺激によって特に激しい痛みが生じたりもします。
どのように見分ける?
知覚過敏と虫歯を見分ける方法としてまずは痛みの種類の違いがあり、痛みが続くかすぐに治まるかで区別することが可能です。
また、痛みの感じ方も異なり、しみるような痛みかズキズキとした痛みかによってもわけることができます。
歯の状態にも違いがあり、知覚過敏は歯に穴が開いたり黒ずんだりすることはありませんが、虫歯は歯が溶けて穴が開いたり黒ずんだりすることがあるのです。
歯を叩いてみると、知覚過敏の場合はあまり大きな痛みはありませんが、虫歯の場合はしばらく続くような痛みがあります。
症状にはいくつも類似している点があるため、自己判断せずに歯科医師に相談することが大切です。
初期の虫歯は見た目では分かりにくい場合があり、知覚過敏も段々と悪化する可能性があるため、早めに歯科医院を受診しましょう。
まとめ
知覚過敏と虫歯はどちらも歯に痛みが生じるため勘違いされることも多いのですが、両者には明確な違いがあるのです。
知覚過敏は甘いものや冷たいものなどの刺激を受けたときにしみるような痛みがあるのですが、虫歯は激しい痛みがあります。
また、歯をたたいたときに知覚過敏の場合は響くような痛みがないのですが、虫歯であれば響くような痛みがあるでしょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。