【町田の歯医者】犬歯の重要性と役割
- 2025年6月23日
- 歯科コラム
歯は、薄い前歯と厚みのある奥歯に大別できますが、犬歯は他とは異なる特徴的な形状をしているといえます。
前歯と奥歯のどちらにも当てはまらない犬歯は、他の歯にはない重要な役割持っているのをご存じでしょうか?
犬歯の重要性とどのような役割があるのかについて、解説します。
犬歯の役割とは?
犬歯は、物を噛み切ったり、奥歯を保護したり、下顎の位置を安定させたりと、口の中で重要な役割を担っています。
犬歯が欠損すると、噛み合わせや顎の動きに影響が出るため、犬歯にトラブルが起こった場合は早めに治療しなければなりません。
犬歯の主な役割として、まず挙げられるのが噛み切りです。
食べ物を切り裂いたり、噛み砕いたりするのに適した形と強さを持っています。
また、犬歯が正常に機能していると、奥歯に横からの力がかかりにくくなり、歯が傷むリスクを軽減して奥歯を保護する役割もあります。
さらに、下顎の位置を定めて安定させるのも、犬歯の役割です。
犬歯がしっかりとしていれば、噛み合わせを正しく保つことができるでしょう。
顎を動かすときに、犬歯によって力を適切に伝えることができる、犬歯誘導という役割も担っています。
犬歯を失った場合の治療方法
重要な役割を持つ犬歯ですが、もし失った場合にはどのような治療方法があるのでしょうか?
犬歯を失った場合は、他の歯と同じくブリッジや入れ歯、インプラントなどで治療する必要があります。
インプラントは周囲の歯を傷つけず、自然な見た目に仕上げられるため、犬歯の欠損に非常に向いた治療法の一つです。
犬歯は、食事をするだけでなく、顎の動きや歯並びにも影響を与える重要な役割を担っています。
犬歯の状態が悪ければ、顎の痛みや咀嚼の効率低下、歯並びの乱れなど、さまざまな問題を引き起こす可能性があるのです。
前歯や奥歯であれば、同じ役割を持つ歯が他にも何本かあるため、万が一の時でもカバーすることができます。
しかし、犬歯は他の歯とは異なる役割があるため、もし失うと他の歯ではカバーできません。
まとめ
犬歯は、前歯や奥歯とは違う1種類だけの歯で、噛切りだけではなく奥歯の保護や入れ歯の噛み合わせを保つ役割など、多くの重要な役割があります。
また、顎を動かすときに力を適切に伝えることができる、犬歯誘導という役割も担っているのです。
犬歯が失われた場合は他の歯と同じような治療ができますが、特にインプラント治療は他の歯に影響を与えないため、犬歯の治療方法として理想的といえるでしょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
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