【町田の歯医者】犬歯が黄色っぽい理由
- 2025年8月5日
- 歯科コラム
歯の色は基本的に白いのですが、中には黄ばんでしまう人もいて、特に犬歯は黄色っぽくなりやすい歯といわれているのです。
人と向き合って会話をしたり笑顔になったりしたときに、犬歯の色が気になってしまうという人も少なくないでしょう。
なぜ犬歯が黄色っぽいのか、理由について解説します。
犬歯が他の歯より黄色っぽいのはなぜ?
犬歯が他の歯よりも黄色っぽく見えるのは、主に歯の構造と、歯磨きの際の磨き残しが原因です。
犬歯はエナメル質が薄いこともあり、内側の象牙質の色が透けて見えるため、元々黄色くなりやすい傾向があります。
また、犬歯は磨きにくいという特徴があるのも、黄色っぽく見える原因の1つといえるでしょう。
歯は外側からエナメル質・象牙質・神経という3層構造になっていて、エナメル質は白く、象牙質は黄色みを帯びています。
犬歯はエナメル質が薄く象牙質が厚いため、象牙質の色が透けて黄色っぽく見えてしまいやすいのです。
さらに、犬歯は噛み合わせの際に力がかかりやすく代謝が促進されるため、変色しやすいという特徴もあります。
その他、犬歯は歯ブラシが当たりにくく磨き残しが多いため、黄色っぽく見えることが多い歯でもあります。
磨き残しがあると、汚れに食べ物や飲み物に含まれる色素が沈着して歯が黄色く見える原因になります。
犬歯の黄ばみを予防するには?
犬歯の黄ばみを予防するためには、まず丁寧に歯磨きをする必要があるため、歯ブラシの毛先を歯にきちんと当てて磨くことが大切です。
また、コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなどは歯に色がつきやすいので、摂取量を控えたり、飲食後にすぐ歯を磨くようにしたりしてください。
歯科医院で定期的に検診を受けて歯石や歯垢を除去してもらうことも、黄ばみの予防には効果的です。
何より、歯科医院でホワイトニングを受けることが犬歯を白くするためには重要となります。
犬歯の黄ばみには遺伝や加齢も影響することがあるため、気になる場合は歯科医師に相談して、適切な対処法を検討すると効果的でしょう。
まとめ
犬歯は他の歯よりも内側にある象牙質が透けて見えやすいため、黄色っぽく見えてしまいます。
また、磨き残しが多い歯でもあるため、歯に付着した汚れに食べ物などの色素が沈着して、歯の色が変わってしまうことも多いのです。
黄ばみを予防することも大切ですが、もし黄色くなってしまったときはホワイトニングを受けることで歯を白くすることができます。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。