【町田の歯医者】歯周組織再生治療法について
- 2025年3月13日
- 歯周病治療
歯を失う原因にはいくつかの病気があります。
中でも、歯を失う原因になる病気の1つが歯周病です。
歯周病になると、歯を支える歯周組織が破壊されてしまいます。
一度破壊された歯周組織は、自然に再生することはありません。
そのため、再生するための治療法が必要となるのです。
歯周組織再生治療法について解説します。
歯周組織を再生する治療法とは?
歯は単に自力で生えているというわけではなく、歯を支えるさまざまな組織によって固定されています。
歯を支える組織を歯周組織といい、歯が埋まっている歯槽骨や周囲を覆う歯茎、歯と歯槽骨の間でクッションになっている歯根膜などがあります。
歯周病になると歯茎に炎症が発生し、歯茎の内側にある歯周組織なども破壊されてしまうのです。
組織ごとに異なる役割があるため、破壊されたのが一部の組織だけであったとしても、歯を支えられなくなり、抜けてしまいます。
破壊された組織は自然に回復していくわけではありません。
再生するためには、治療を行う必要があるのです。
歯周組織を再生させて歯を支える力を取り戻すための治療のことを、歯周組織再生治療法といいます。
再生治療法の流れ
歯周病になって歯を支える組織が破壊された場合に再生する治療は、どのように進められていくのでしょうか?
歯槽骨の一部が破壊された場合、まずは歯茎を切開して歯槽骨の欠損した部分を見えるようにして、歯根を清掃します。
普段歯茎に埋まっている歯の根元部分に歯石などが付着していたり、破壊された組織の欠片が付着していたりするため、清掃しないと歯周病が再発する原因になるのです。
清掃して歯根がきれいに見えるようになり、他の部分もきちんと処理したら、再生治療法を進めていくことができます。
歯槽骨の失われた部分に再生を促す薬剤を注入して、歯槽骨を再生させます。
このときに使用する薬剤は1種類ではありません。
多くの場合はたんぱく質を主成分としている薬剤を使用して治療を行いますが、場合によっては他の薬剤を使用することもあるでしょう。
再生するには半年から1年ほどかかりますが、組織が再生されることで再び歯をしっかりと支えることができるようになるでしょう。
まとめ
歯周病になると、歯を支える歯周組織が破壊されてしまいます。
支えを失うことにより、歯を失う原因となってしまうのです。
歯周組織が破壊された場合、放置しても自然に再生することはありません。
歯を再び支えることができるようにするには、再生治療を行う必要があるのです。
再生治療は、失われた部分をきれいにしたうえで薬剤を注入し、半年から1年ほど待つことで、組織を再生させて歯を再び支えられるようにします。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。