【町田の歯医者】歯周病治療でレーザーを使用する理由について解説します
- 2024年7月23日
- 歯周病治療
歯科医院では、治療にレーザーを使用することがあります。
しかし、使用するレーザーがどのようなものか知らない人の中には、リスクがあるのではないかと治療に対して恐怖心を抱くかもしれません。
なぜ、歯周病治療にレーザーを使用する必要があるのでしょうか?
歯周病治療でレーザーを使用する理由について解説します。
歯周病治療でレーザーを使用する理由
歯周病治療でレーザーを使用すると、従来の治療方法よりも出血が少なくなり、局所麻酔の注射をしたり、歯茎を切開したりする必要がありません。
患者さんにかかる負担が従来の治療方法よりも少ないという理由から、レーザー治療を行う歯科医院が増えてきています。
歯周病は、歯茎に歯周病の原因菌が感染し、歯茎が腫れたり歯を支える骨が溶けたりする病気です。
従来の治療方法の場合、歯周病が軽度であれば、スケーラーという専用機器などで歯と歯茎の間にある、いわゆる歯周ポケットの歯石を取り除きます。
しかし、中度以上になると、注射で局所麻酔をかけてメスで患部の歯茎を切開し、歯石を取り除いたうえで、歯周ポケットを浅くする手術を受ける必要があります。
歯茎を切開した場合は出血が多くなってしまうため、治療を受けた人が体調を崩すケースもあり、完全に回復するには時間もかかってしまうのです。
レーザー治療であれば、細く狭い場所にも正確に照射できるので、局所麻酔をかけてメスで歯茎を切開する必要がありません。
出血も少なく、患者の体への負担が少ないのです。
歯科治療で使用されるレーザーとは?
歯科用レーザーとは、文字通りレーザーを用いた治療器具です。
同じ波長の複数の光を束ねて密度を高め、病気の場所に照射することで、治療します。
患部を切開したり、病的な場所を蒸発させたりすることができます。
化学物質を使用しないため、アレルギー反応は起こりません。
また、電気メスとは違って通電が不要です。
健康な歯茎にも影響がなく、問題がある場所だけを治療することが可能です。
メスで切開すると出血が多くなりますが、レーザーの場合は高熱を発しているため、切開をしたときに止血と細菌の死滅も同時にできます。
以前は保険が適用されず全額自己負担でしたが、2010年からは歯周病の処置、さらに2018年からは軟組織の処置に関し、レーザー治療を行った場合に保険適用が認められるようになりました。
まとめ
歯周病治療の際にレーザーを使用すると言われた場合、リスクがあるのではないかと治療に対して不安を抱くかもしれません。
しかし、レーザー治療は決して怖いものではなく、従来の方法と比較してさまざまなメリットがあるため、むしろ積極的に治療を受けたほうがよいでしょう。
歯周病治療に使用されるレーザーは化学物質を使用しないため、アレルギー反応は起こりません。
また、電気メスとは違って通電する必要もありません。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。