歯というのは自然に死ぬことがなく、寿命がないと思われていることも多いのですが、実はあります。
とはいえ、正確に決まっているわけではなく、1本ずつ寿命は異なりますが、抜けなければ歯はいつまでも健康というわけではありません。
歯の寿命はどのくらいなのか、解説します。

平均的な歯の寿命は？

一般的に、乳歯はいずれ永久歯に生え変わるものです。
永久歯は丁寧にケアしていれば死ぬまで残ったままだと考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし、歯には寿命があるため、死ぬまできちんと残るとは限りません。

歯の平均寿命は、一般的に50年～65年程度と言われています。
特に奥歯は前歯と比べて寿命が短く、平均で10年ほど早く失われることもあるのです。
歯が短命化する主な要因として、歯周病、虫歯、破損などが挙げられます。
歯の寿命を長く保つためには、定期的な歯科検診や適切な口腔ケアが重要です。

また、治療のため神経を抜いた歯の寿命は、抜いてから10年程度といわれています。
虫歯を治療した歯の寿命は6～10年程度が目安です。

歯の寿命を短くする要因は？

歯の寿命が短くなる要因が、歯の周囲の組織を炎症させる歯周病です。
歯を支える骨を溶かしてしまうため、歯を失う原因の1つとして挙げられます。

また、歯の表面を溶かしてしまう虫歯は、放置すると神経まで達してしまい、歯を失う原因となるのです。
歯に亀裂が入ったり、欠けたりして歯が破損してしまうと、歯の寿命が短くなってしまう可能性があります。

歯の寿命を長く保つためにはいくつかのポイントがありますが、特に重要なのが定期的な歯科検診です。

歯科医院で定期的な検診を受けると、虫歯や歯周病を早期に発見し、歯のダメージを最小限にして適切な治療を受けることができます。
毎日の歯磨き、フロス、デンタルフロスの使用、歯科医院でのクリーニングなど、口腔ケアを徹底することも、歯の寿命を長く保つために重要です。

歯の健康を維持するためには、糖分の摂取を控える、バランスの取れた食事を心がけるなど、食生活にも気を配る必要があります。

まとめ

永久歯に生え変わった後は、ずっと残り続けるものだと思われがちです。
しかし、歯の寿命は50～65年といわれていて、長く生きていると健康な歯でも失われることがあるのです。
歯の寿命が短命化する原因として歯周病や虫歯などがあります。
神経を抜いた歯や治療をした歯は、本来の寿命より早く失われてしまうのです。
歯の寿命を長く保つには、定期検診を受けることが重要です。
虫歯や歯周病を早期に発見し、口腔ケアをしっかりと行うことにより、歯の健康を維持することができるでしょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
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