【町田の歯医者】歯に大きな破損がある虫歯(C4)の特徴と治療法
- 2024年1月8日
- 虫歯治療
虫歯は、歯の表面に感染してから徐々に感染が広がり、やがて歯の奥まで届いてしまいます。
虫歯の原因菌に感染している状態によって区分が変わりますが、歯がほとんど溶けた末期の状態をC4といいます。
C4と呼ばれる状態には、どのような特徴があるのでしょうか?
虫歯がC4に達した場合の特徴と、治療法について解説します。
歯がほとんど溶けたC4の特徴
虫歯に感染すると、歯が溶けていきます。
感染したばかりの頃は歯の表面のエナメル質だけが溶けていきますが、そのまま虫歯が進行すると溶ける範囲はどんどん広がります。
C3の時点で歯はかなり大きく溶けてしまいますが、治療をしなければさらに溶けていき、ほとんど歯がなくなってしまいます。
歯が歯茎の中の歯根部しかなくなった状態を、C4といいます。
C4になると激しい痛みが生じ、放置しているとやがて歯の神経が虫歯の原因菌に感染して、なくなってしまいます。
神経がなくなると、痛みをほとんど感じなくなるでしょう。
C4になると、冷たいものや温かいものを摂取した際に非常に強く染みるようになります。
また、歯が大きく欠けてしまうこともあります。
神経が細菌に感染している状態なので、何かしていなくても常に痛み続けるでしょう。
また、以前は痛みがあったのにいつの間にか痛まなくなったから虫歯が治った、と思う人もいるかもしれません。
しかし、痛みがなくなったのは神経が完全に死んでしまった状態であるため、早期の治療が必要です。
早く治療を受けなければ歯がどんどん失われていきます。
歯がほとんど溶けたC4の治療法
C4の場合、歯がどれだけ残っているかによって治療方法が異なります。
僅かでも、土台にできるくらいの歯が残っている場合は、根管治療を行って歯を残し、被せものを着けて失った歯を補います。
しかし、土台にするほど歯が残っていない場合は、残っている歯根部を抜歯して、ブリッジやインプラント、部分入れ歯などで失った歯を補うことになります。
ブリッジや部分入れ歯は、失った歯の両側に歯が残っていなければ治療できません。
ブリッジは基本的に金銀パラジウム合金でできたメタルブリッジを使用しますが、見た目が気になる場合には、セラミック製のブリッジなども選択可能です。
ただし、セラミックは保険が適用されない自由診療になるので、治療費が高額になる点に留意しましょう。
まとめ
虫歯が進行して歯がほとんどなくなった状態をC4といいます。
歯根部分しか残っていない場合と、被せものの土台にできるくらいの歯が残っている場合があり、多少なりとも歯が残っている場合は被せ物による治療が可能です。
しかし、残っていなければ歯根部を抜歯したうえでブリッジやインプラント、部分入れ歯などで治療します。
C4になると激しい痛みが生じますが、痛みがなくなっても治ったわけではないため、歯科医院での治療が必要です。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。