【町田の歯医者】歯が黒っぽい時の原因
- 2025年8月3日
- 歯科コラム
歯の色は基本的に白く、中には黄色っぽくなっている人もいるのですが、ごくまれに歯が黒っぽくなってしまっている人もいるでしょう。
歯が黒っぽくなるというのは普通の状態ではなく、何らかのトラブルが起こっている可能性が高いです。
歯が黒っぽいときの原因について、解説します。
歯が黒っぽくなるのはなぜ?
歯が黒っぽくなる原因は、虫歯、着色汚れ、金属やプラスチックの詰め物の劣化、歯石の付着、神経を抜いた歯など様々です。
虫歯が原因になっている場合は、虫歯菌が歯の表面を溶かす過程で食べ物や飲み物の色素が沈着し、黒く見えることがあります。
初期の虫歯は歯の表面が白っぽく見えることもありますが、感染しているところはだんだん黒くなっていくのです。
虫歯が進行すると歯がどんどんと溶かされていき、痛みや歯の欠損が生じる可能性があります。
着色汚れが原因の場合は、コーヒー、紅茶、ワイン、タバコのヤニなどの色素が歯に付着し、黒ずむことがあるのです。
着色汚れは、歯磨きで落とせる場合もありますが、歯科医院でのクリーニングやホワイトニングが必要になる場合もあります。
金属製の詰め物や被せ物が経年劣化により黒ずんでしまったことが原因で、黒くなったように見えてしまうのです。
プラスチック製の詰め物は変色することがあり、劣化によって黒ずんだ場合は詰め物や被せ物を交換する必要があります。
歯垢が石灰化して歯石になって歯に付着しているとき、食べ物や血液によって黒く変色することもあります。
歯石は、普通に歯を磨いただけではなかなか落とすことができないため、歯科医院でのクリーニングで除去する必要があります。
神経を抜いた歯のことを失活歯といいますが、失活歯は血管も神経と一緒に除去されているため、栄養が届かなくなって黒ずんでしまうことがあるでしょう。
血管がなくなってしまい歯が黒ずんでしまった場合は、ホワイトニングや被せ物で改善できる場合があります。
歯並びが悪く、歯ブラシが届きにくい部分に汚れが溜まりやすい場合も、黒っぽく見えることがあるでしょう。
歯周病によって歯茎から出血してしまうことで、歯石と混ざり合って黒くなることもあります。
歯が黒ずんだときの対処法
歯が黒っぽくなっている場合は、まず歯科医院を受診して原因を特定することが重要です。
虫歯の場合は早期治療が大切で、着色汚れの場合は歯科医院でのクリーニングやホワイトニングを検討しましょう。
詰め物や被せ物の劣化の場合は作り替えが必要になる場合があり、歯石の付着の場合は歯科医院でのクリーニングが必要です。
神経を抜いた歯の黒ずみは、ホワイトニングや被せ物で改善できる場合があるため、一度相談してみてください。
予防するためには、毎日の丁寧な歯磨きや歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使ったケアを心がけるといいでしょう。
定期的に歯科医院でクリーニングを受けて、着色しやすい飲食物を摂取した後は早めに歯を磨くようにしましょう。
まとめ
歯が黒ずんでしまっているときの原因は、虫歯、着色汚れ、金属やプラスチックの詰め物の劣化、歯石の付着、神経を抜いた歯など様々です。
虫歯になると歯の一部が黒くなり、金属の補綴物は金属が溶け出すことで黒くなることがあり、神経を抜いた歯は栄養が届かなくなって黒ずんでしまいます。
歯が黒ずんでいる場合は、まず歯科医院を受診して原因をはっきりとさせ、原因に合わせて対処する必要があるでしょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。