【町田の歯医者】唾液の質について調べるSMTという検査を解説します
- 2024年3月23日
- 予防歯科
歯と口の健康を守るためには、歯科医院で定期的に検査を受けることが大切です。
検査では、目視で口内の状態を確認したり、検査器具を使用したりするのが主ですが、他にもSMTという唾液検査を行うことがあります。
SMTとは、どのような検査なのでしょうか?
具体的な内容と、検査の流れについて解説します。
SMTとは
SMTは、Salivary Multi Testの頭文字を繋げた呼び名の検査で、一般的には唾液検査と呼ばれます。
その名のとおり、唾液を基にさまざまな項目を検査することを目的とした検査です。
唾液は歯を守って虫歯を防ぐ働きがあるため、虫歯予防においても重要です。
SMTでは、唾液の質や量などを検査します。
口内の虫歯菌の種類や量、口腔内の清潔度、歯と歯茎の健康もSMTから分かります。
SMTは、自分に合ったケア方法を知ることを目的として行う検査です。
SMTで分かる数値は人によって大きく異なるため、虫歯や歯周病になる可能性も人それぞれです。
予防のための最適なケアも本人に合わせた方法で行わなければ、期待する効果は得られません。
SMTは上記を解決します。
唾液に含まれている成分や検査で菌の数を把握することにより、それぞれに適した予防方法を提案可能です。
SMTの検査の流れ
唾液検査は、難しいものではありません。
3つのステップだけで完了するので、すぐに終わります。
1度検査することで、6つの項目が測定可能です。
まず、専用の洗口吐出液を口に入れて、10秒間軽く洗口して口全体にいきわたるようにします。
洗口吐出液を試験紙に点着すれば、準備は完了です。
点着した試験紙を専用機器にセットして、測定を開始します。
結果が判明するまでにかかる時間は、測定を開始してから数分と短いです。
結果シートに歯の健康状態や口腔清潔度、歯茎の健康状態などの測定項目を記載して、完了します。
結果を基に、適した予防方法などの提案を行います。
測定の結果、一部の項目が突出して多い、もしくは少ない場合は、一般的なケアでは不十分なこともあるでしょう。
市販のケア用品は、症状が軽度で標準的なケースであれば効果を発揮しやすいものです。
しかし、一部の測定結果が大きく基準から外れていた場合には、期待するほどの効果が発揮されないことも多いため、歯科医院で提案された予防方法を実施することをおすすめします。
まとめ
SMT(唾液検査)は、口腔内の状態を把握し、適切な虫歯や歯周病の予防方法を把握するために重要な検査です。
これまでさまざまな予防を行っているにも関わらず、あまり効果が無いという人には特に向いています。
検査を受けることで、予防が効果を発揮しなかった理由も判明するでしょう。
虫歯や歯周病を効果的に予防したい方は、一度検査を受けてみてはいかがでしょうか。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。