【町田の歯医者】同じ歯で咀嚼し続けるデメリット
- 2025年8月26日
- 歯科コラム
通常、食事の際は口の中の様々な場所で噛むことが多いのですが、何らかの癖や一部の歯が痛むなどの理由で、同じ歯でばかり咀嚼している人もいるでしょう。
しかし、同じ歯で咀嚼を続けているとデメリットがあるため、できるだけ広い範囲で咀嚼するようにした方が良いのです。
具体的にどのようなデメリットがあるのか、解説します。
同じ歯で咀嚼を続けるデメリット
同じ歯で咀嚼を続けると、虫歯や歯周病のリスクが高まるだけでなく、顎関節症や顔の歪み、肩こり、腰痛など、全身に様々な悪影響を及ぼす可能性があるでしょう。
特に、片側でばかり噛む片側噛みの癖があると、顎の筋肉や骨格のバランスが崩れて様々な体の不調を引き起こす原因となります。
詳細なデメリットとして、まず虫歯・歯周病のリスクが増加してしまうという点があるのです。
同じ歯で噛み続けると特定の歯に負担がかかり、歯周ポケットが深くなったり歯と歯の間に食べカスがつまりやすくなったりします。
歯周ポケットが深くなったり食べカスが挟まったりすると虫歯や歯周病菌が繁殖しやすくなるため、リスクが高くなるのです。
片側でばかり噛むことで、顎関節や顎の筋肉に負担がかかり、顎関節症になるリスクが高くなってしまいます。
顎の筋肉のバランスが崩れてしまい顔の骨格が歪むこともあり、左右の顔のバランスが悪くなったり、ほうれい線が目立つようになったりすることもあるでしょう。
顎関節や顔の歪みは首や背骨の歪みにもつながり、肩こりや腰痛を引き起こすことがあります。
胃腸への負担、歯ぎしり、食いしばり、ストレスなども、噛み合わせの悪さが原因で起こることがあるのです。
咀嚼が偏らないようにするには
どうしても同じ歯でばかり咀嚼してしまうという場合は、歯科医師に相談して噛み合わせの状態を確認してもらいましょう。
噛み合わせにズレがあったり顎関節に負担がかかったりしている場合は、噛み合わせの治療や顎関節症の治療を受ける必要もあるでしょう。
片側でばかり噛む癖がある場合は、意識して両方の歯で噛むように心がけ、歯並びや噛み合わせが原因の場合は矯正治療も検討してください。
顎関節症の場合は、硬い食べ物を避けるなど顎に負担をかけないように食事を工夫することが大切です。
また、ストレスは噛みしめや食いしばりの原因になるため、適度にストレスを解消するようにしてください。
同じ歯で噛み続けることは様々な健康リスクにつながる可能性があるため、なるべく早く歯科医院を受診し、適切な対策を講じた方が良いでしょう。
まとめ
食べ物を噛むときに同じ歯や片側ばかりで噛んでしまうという人は、虫歯や歯周病のリスクが高くなり顎関節症になる可能性もあります。
また、顎の筋肉のバランスが崩れてしまうと顔の骨格が歪み、首や肩の痛み、凝りなどの原因となることもあるため、注意が必要です。
偏りを解消するには、歯科医院で噛み合わせにズレがないかを診てもらい必要に応じて矯正治療などを受けて改善するようにしてください。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。