【町田の歯医者】口臭の原因②唾液の不足
- 2025年1月15日
- 口腔外科
口臭は自分で気が付きにくいものです。
それに加えて原因となることが複数あるため、特定と対策も難しいかもしれません。
口臭の原因の1つとなるのが、唾液の不足です。
唾液は口内で自然と分泌されるものですが、なぜ不足することがあるのでしょうか?
唾液が不足する理由について解説します。
唾液が不足する原因は?
口の中では唾液が分泌されますが、常に同量が分泌されるわけではなく、多いときもあれば少ないときもあります。
唾液の分泌が少ないと必要量に満たず不足してしまいますが、少なくなるのはなぜでしょうか?
原因としてまず挙げられるのが、口呼吸です。
鼻炎や風邪などで鼻が詰まりやすい人や、睡眠中にいびきをかく人、口が開いてしまう人もいます。
また、マスクをつけて生活していると通常よりも呼吸がしづらくなるため、つい口呼吸になってしまうという人もいるでしょう。
唾液の分泌量は年を重ねるごとに減少するため、高齢の人は唾液不足による口臭が起こりやすくなります。
噛むという動作は唾液の分泌を促しますが、加齢によって筋力が低下すると噛む力が弱くなり、噛む回数も減少するため、唾液も不足しやすくなるのです。
早食いの癖がある人も唾液が少なくなるケースが多いため、食事中は水分を適宜摂取するようにしましょう。
また、カフェインが含まれた飲料の摂取や飲酒、喫煙も唾液の分泌量を減少させる原因になります。
これらに共通するのは利尿作用です。
カフェインやアルコール、タバコに含まれるニコチンには利尿作用があるため、体内の水分が減少しやすくなり唾液の分泌も減少してしまいます。
また、ストレスや病気、薬の副作用によって唾液の分泌量が減ることもあるため、注意しましょう。
唾液が不足している場合の対処法
唾液が不足している場合には、口内を保湿することが重要となるため、専用のジェルを塗布したりスプレーで保湿したりするとよいでしょう。
また、噛む回数を増やす工夫をすることをおすすめします。
噛む回数が増えると唾液の分泌量も増えるため、シュガーレスガムなどを噛むと分泌量を増やせます。
さらに、舌の体操や唾液腺、顎下腺などのマッサージも唾液を増やすのに効果があるため、おすすめです。
唾液がしっかりと分泌されるように、自分にとってやりやすい方法を見つけましょう。
まとめ
口臭の原因の1つに挙げられるのが、唾液の不足です。
唾液の分泌量が不十分だと、口臭が悪化しやすくなります。
唾液が不足する原因として、口呼吸による口内の乾燥や加齢による分泌量の低下、ストレスや服用している薬の副作用などが挙げられます。
唾液の分泌量を増やすには、口内の保湿や噛む回数を増やす工夫、唾液腺のマッサージなどが効果的があるため、試してみましょう。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。