【町田の歯医者】口臭と虫歯の関係性
- 2024年12月12日
- 予防歯科
虫歯になった時は、歯の痛みに悩まされることだけを心配している人も多いでしょう。
しかし、虫歯になった場合は歯の痛みだけではなく、口臭の原因になることをご存じでしょうか?
虫歯と口臭に何の関係があるのか、不思議に思う人もいるかもしれません。
虫歯が口臭の原因になる理由について解説します。
虫歯と口臭の関係性
虫歯になると歯が溶かされてしまい、歯髄まで感染すると激しい痛みが生じるようになります。
それだけでなく、口臭に悩まされるようになるかもしれません。
虫歯がどうして口臭を引き起こすのかというと、食べ物が腐敗するからです。
虫歯によって歯が溶けてできた穴の中に食べ物の欠片が入ってしまいます。
歯磨きによって全て取り除くことができればいいのですが、除去しきれないものがあると腐敗するため、口の中から腐敗臭が漂うようになるのです。
また、壊死した神経が口臭の原因になることもあります。
虫歯が重症化すると歯の表面だけではなく内側の象牙質、さらに内側の歯髄まで達してしまいます。
歯髄には神経が含まれますが、虫歯に感染すると歯髄が炎症を起こし、神経も壊死してしまうのです。
虫歯が悪化して激しい痛みが生じた後に痛みがなくなるのは、神経が壊死したことが理由で、痛みを感じなくなります。
壊死した神経は腐敗し、独特な腐敗臭を発しながら歯の中に残るため、口臭が悪化するのです。
虫歯が進行して、痛みを感じなくなると放置する人もいるでしょう。
しかし、虫歯の原因となる細菌は体内で異物とみなされるため、白血球が戦っています。
戦った白血球が溜まり、適切に処置をせずにいると膿になってしまい、口臭の原因になってしまうのです。
特に、歯根部の先端に膿が溜まっているとかなり強い臭気を発するため、口臭にもかなりの悪影響を与えてしまいます。
問題はそれだけではありません。
膿を放置してさらに悪化すると、歯茎で炎症が発生し、歯周病の原因となることもあるのです。
口臭を改善するには?
虫歯が原因で口臭が発生している場合には、まずは虫歯を治療することから始めなくてはいけません。
治療するまでの間は歯に空いた穴がどんどん深くなり、歯の奥まで届くようになるため、治療はなるべく早く始める必要があります。
治療を始めるタイミングが早いほど、歯が受けるダメージが少なくなり、歯の健康を守ることができます。
虫歯によって溶けた歯が再生することはなく、時間が経つと治りにくくなるため、少しでも痛みがあれば診察を受けましょう。
ちなみに、虫歯になった時に必ず痛みが生じるわけではなく、痛みがなくても虫歯になっているケースもあります。
虫歯が見つかった場合には、すぐに治療を受けましょう。
虫歯菌は、たとえ感染した歯を溶かしきった場合でも生き残り、他の歯にも感染して溶かそうとします。
それだけでなく、さらに他の病気の原因になることもあるため、痛みの有無にかかわらず、早期治療が大切です。
まとめ
虫歯になると、歯を溶かすだけでなく、口臭悪化の原因にもなります。
歯に空いた穴に入り込んだ食べかすや、虫歯菌に感染した歯の神経が腐敗したり、膿が溜まって悪臭を発したりするため、口臭を引き起こします。
虫歯を放置していると口臭に悪影響があるため、なるべく早く治療して歯にダメージを残さないようにしなくてはいけません。
痛みがなくても虫歯になっていることはあるため、きちんと治療を受けましょう。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。