【町田の歯医者】口腔機能発達不全症を放置するとどうなる?
- 2024年7月20日
- 小児歯科
口腔機能発達不全症とは、近年注目されている小児歯科分野の新しい病名です。
新しい病名のため保護者の認知度はあまり高くなく、自分の子どもが口腔機能発達不全症だと気づかないこともあります。
口腔機能発達不全症を放置すると、どうなるのでしょうか?
口腔機能発達不全症を放置するとどうなるか解説します。
口腔機能発達不全症を放置すると?
子どもが口腔機能発達不全症であると保護者が気づかなければ知らなければ、治療を受けることはありません。
しかし、治療を行わなければ子どもにさまざまな悪影響が生じます。
口腔機能発達不全症を意図せず放置してしまった場合の子どもへの悪影響は、以下の通りです。
歯並びや噛み合わせが悪くなる
鼻呼吸が上手にできない
姿勢が悪くなる
顔が上下に長くなっているように見える など
具体的にどのようになるのか、解説します。
歯並びや噛み合わせが悪くなる
口腔機能発達不全症は顎の成長に悪影響を与え、顎が小さいままになります。
結果的に歯並びや噛み合わせが悪くなるといわれているのです。
矯正治療をすれば改善はされますが、歯並びが元に戻ってしまう後戻りの可能性もあるため、治療にはそれなりの期間がかかります。
鼻呼吸が上手にできない
上顎への刺激不足により、空気の通り道である鼻腔や気道が狭くなります。
鼻呼吸がし辛くなり、口呼吸をするようになります。
姿勢が悪い
口呼吸をするようになると、舌の位置が下がり気道を塞いでしまいます。
気道を確保するために、頭を前に突き出した猫背の姿勢になってしまいます。
顔が上下に長くなっているように見える
顎が成長不足になると、顔のバランスが悪くなり上下に長くなっているように見えます。
次第に見た目に対してコンプレックスを抱くようになるかもしれません。
上記のような悪影響を避けるためには、まず保護者が口腔機能発達不全症という病名を認知し理解することが大切です。
子どもの普段の生活や口腔内をよく観察し、気になる症状があったらまずは歯科医院を受診しましょう。
症状によっては、より専門的な治療が受けられる口腔外科や耳鼻咽喉科などへの受診をすすめられる可能性があります。
まとめ
口腔機能発達不全症とは、近年注目されている小児歯科分野の新しい病名です。
新しい病名のため保護者の認知度は低く、自分の子どもの口腔機能発達不全症の症状を見逃している可能性があります。
口腔機能発達不全症を治療せずに放置すると、子どもにさまざまな悪影響が生じるため、まずは病気に対する保護者の認知と理解が必要になります。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。