【町田の歯医者】口腔機能発達不全症と原因について解説します
- 2024年7月18日
- 小児歯科
口腔機能発達不全症という病名を聞いたことがない、あるいは聞いたことはあるが、詳細は知らないという人は多いでしょう。
口腔機能発達不全症とは、小児歯科分野の新しい病名です。
そのため、口腔機能発達不全症がどのような病気か、原因は何なのか理解していない保護者も多いはずです。
口腔機能発達不全症と原因について、解説します。
口腔機能発達不全症とは?
口腔機能発達不全症とは、2018年に保険適用になった小児歯科分野の新しい病名です。
病名と聞くと、身構えてしまう保護者もいるかもしれません。
実は、口腔機能発達不全症は約5人に1人の子どもに症状がみられる身近な病気なのです。
日本歯科医学会では、口腔機能発達不全症の病態を以下のように定義づけしています。
「食べる機能」、「話す機能」、「その他の機能」が十分に発達していないか、正常に機能獲得が出来ておらず、明らかな摂食機能障害の原因疾患がなく、口腔機能の定型発達において個人因子あるいは環境因子に専門的関与が必要な状態。
つまり、ダウン症などの先天性の疾患がないのに、食べる・話す・呼吸などの口の機能が十分に発育していない状態です。
もしくは、口の機能の発育が遅れていたり、気づいたら口の動きに癖がついていたりする状態をいいます。
口腔機能発達不全症の原因
口腔機能発達不全症は、何が原因で発症するのでしょうか?
口腔機能発達不全症の原因は複数あり、例としてあげると以下のようになります。
赤ちゃんの頃からの授乳の仕方
離乳食のあげ方
食事の際の姿勢
普段の生活で何気なく行っている癖 など
診療科目に小児歯科がある歯科医院で検査を受けて、口腔機能発達不全症と診断された場合は、そのまま歯科医院で治療を行います。
しかし、別の病気が原因だと診断された場合には、適切な専門医の診察を受けるようにすすめられるでしょう。
口腔機能発達不全症を知らない保護者もまだ多いため、子どもが発症していても気づかない場合もあります。
口腔機能発達不全症を早期発見するためにも、歯科医院で定期的に検診を受けてください。
まとめ
2018年に保険適用になった小児歯科分野の新しい病気である口腔機能発達不全症は、まだ認知度が高くありません。
しかし、約5人に1人の子どもに症状がある身近な病気なのです。
自分の子どもが口腔機能発達不全症を発症していても、気づかないと治療できません。
口腔機能発達不全症を早期発見するためにも、歯科医院で定期的に検診を受けてください。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。