【町田の歯医者】口管強のメリット④万が一の備えが充実している
- 2025年4月18日
- 歯科コラム
令和6年度の診療報酬改定において、口管強(口腔管理体制強化加算)という新たな制度が発表されました。
口管強に認定された歯科医院を利用するメリットとして、万が一の備えが充実しているため安心して治療を受けることが挙げられます。
口管強認定の歯科医院にはどのような備えがあるのか、解説します。
一般的な病院にある設備や備え
歯科医院はどこも清潔であり、さまざまな備えをしています。
一般的な歯科医院にはどのような設備があるのでしょうか?
まず挙げられるのが、滅菌機です。
厳格な感染予防のために滅菌機を使用している歯科医院が多く、特に厳しいところではヨーロッパの検査基準を用いたクラスBのものを使用しています。
口の中に入れる治療機器であるため、徹底的に除菌していなければ治療を受けるのも不安になるでしょう。
また、歯科医院の設備には繰り返し消毒して使用するものもありますが、エプロンやコップ、手袋などは使い捨てるようにしています。
滅菌を終えた治療器具を滅菌パックで保管しておき、治療に使用する直前まで密封した状態で保管しているところも多いのです。
治療を受けているときに、歯の欠片や唾液、口内に注がれた水などが空気中に飛び散ってしまうこともあります。
飛散するのを防ぐために、口腔外バキュームという設備を使用して吸引している歯科医院もあります。
これは、口内に飛び散った歯の欠片や唾液などを吸い込むだけでなく、院内感染も防いでいるのです。
口管強の認定医院の設備
前述したとおり、一般的な歯科医院にはさまざまな設備が設置されています。
しかし、口管強の認定を受けた歯科医院にはさらに多くの設備が設置されているのです。
特に必要とされるのが緊急時の備えです。
AED(自動体外式除細動器)は院内に設置されていなければなりません。
AEDは、心停止になった場合に使用して、心肺蘇生が可能となる装置のことであり、緊急時には頼りになるでしょう。
万が一呼吸が止まった時に備えて、蘇生器や吸引、気道確保に必要な医療ツールをまとめた、緊急蘇生セットを配置していることもあります。
他にも、脈拍などをチェックするパルスオキシメーターや血圧計、酸素吸入装置なども配置されていることがあるのです。
また、他の医療機関と連携したり協力できたりする環境を整えておくことも、重要なポイントとなります。
まとめ
口管強で認定を受けた歯科医院には、万が一に備えて一般的な歯科医院よりも多くの設備が整っているため、安心して治療を受けられます。
一般的な歯科院が力を入れていることは消毒で、ヨーロッパ基準でのクラスBという非常に厳しい基準に適した滅菌機を使用していることもあるのです。
口管強に認定された歯科医院には、さらにAEDや緊急蘇生セットなど、万が一を想定した準備がされています。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。