【町田の歯医者】口管強のメリット②歯周病対策の治療が定期的に受診できる
- 2025年4月17日
- 歯科コラム
令和6年度の診療報酬改定において新たに発表された、口管強(口腔管理体制強化加算)という制度が注目されています。
口管強にはいくつかのメリットがあります。
歯周病対策のための治療が定期的に受診できることも、メリットの1つです。
具体的にどのようなメリットなのか解説します。
歯周病の再発防止
歯科医院では、歯周病の再発を防止するためのトレーニングや、安定期になってからの治療などを保険適用で受けられます。
しかし、回数に制限がある点がデメリットです。
自由診療であれば制限はありませんが、保険診療の場合は毎月受けることは認められておらず、3ヶ月以上間隔を空けなければなりません。
その点、口腔管理体制強化加算(口管強)の認定を受けた歯科医院であれば、クリーニングなどの歯周病の予防治療を毎月受けても保険が適用されます。
3カ月おきに受けるだけでも十分な効果は見込まれますが、毎月受けることができれば、より一層の効果に期待できるでしょう。
歯周病が再発する原因は?
歯周病は、初期状態で発見して治療すれば、比較的完治することが多い病気です。
反面、重症化すると完治するまでには長い時間がかかるでしょう。
また、性質の悪さも問題で、時間をかけて治療を続けて完治しても、時間が経てば高確率で再発します。
その原因となるのが、歯周病菌の増殖です。
歯周病は、歯周病菌と呼ばれている細菌が原因となって発症する病気で、歯磨きなどが不十分だと細菌が増殖してしまいます。
歯周病の原因菌が増殖することで感染し、症状が出るようになるため、完治させるためには細菌を除去しなければなりません。
しかし、歯周病の原因菌を根絶するのはほぼ不可能です。
もともと口内に存在している細菌であるため、プラークや歯石が増えた場合はすぐにまた増えてしまうのです。
歯周病菌は歯周組織を破壊していくため、歯の付け根にできる歯周ポケットも徐々に深くなり、内部に歯石やプラークが溜まってしまいます。
歯周ポケットが深くなると、歯を磨いても奥まで歯ブラシが届かなくなってしまうため、内部で細菌が増えやすくなってしまいます。
歯周病を治療して完治しても、すでにできてしまった歯周ポケットが残ったままになるため、注意が必要です。
まとめ
口管強の認定を受けている歯科医院では、一般的な歯科医院では3ヶ月に1回しか保険適用とならない歯周病の予防治療も、月1回のペースで保険適用で受けられます。
クリーニングなどを受けることで、歯周病の原因となる細菌が増殖するのを防止できるため、頻度を増やすことができれば効果がさらに高まるでしょう。
歯周病は、プラークや歯石などが歯に付着していると、原因となる菌が増殖してしまいます。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。