【町田の歯医者】不正咬合の種類の1つである上下顎前突について解説します
- 2023年7月23日
- 矯正治療
歯並びが乱れていることを、不正咬合と言います。
不正咬合にはいくつかの種類があり、上下顎前突も不正咬合の一種です。
上下顎前突は、不正咬合の中でも分かりにくいものですが、具体的には何が正常ではないのでしょうか?
上下顎前突の特徴と、放置するリスクについて解説します。
上下顎前突とは?
不正咬合には、上顎前突というものがあります。
いわゆる出っ歯のことで、前歯が通常よりも突出している状態です。
また、上顎自体が下顎よりも突出している状態も、上顎前突と言います。
下顎が突出している下顎前突という症状もありますが、上下とも突出しているケースもあります。
上下とも突出している不正咬合は、上下顎前突といいます。
上下顎前突は、正面から見た場合にはそれほど違和感を覚えません。
しかし、横から見ると口もとが突出しているため、かなり分かりやすいのです。
おでこより前に出ている、もしくは前歯が上下とも唇側に傾いている状態が、上下顎前突です。
上下顎前突の原因はいくつかあります。
たとえば、上下の顎骨の前後径が大きいケースが原因の一つに挙げられます。
上下顎前突の原因は、遺伝など先天性のものも多いのです。
普段から口呼吸などで口を開けている人も、上下顎前突になることが多いでしょう。
上下顎前突を放置するリスク
上下額前突は、開咬や叢生、空隙歯列、反対咬合など様々な不正咬合の症状が出てしまいます。
治療しないまま放置すると、どのようなリスクがあるのでしょうか?
リスクとしてまず挙げられるのは、口が開いてしまうことによる虫歯や歯肉炎のリスクです。
上下顎前突は口を閉じるのが難しいため、リラックスしている時に口が開いてしまうことがよくあります。
口が開いたままだと口内が乾燥し、唾液が減少します。
その結果、虫歯や歯肉炎になるリスクが高まるのです。
また、唇側に歯列が傾いているケースでは舌癖が原因となっていることも多く、放置していると食べ方が汚くなり、唾も飛びやすくなってしまいます。
一緒に食事をしている他の人は、不快に思うでしょう。
顔つきも変わってしまうため、コンプレックスに思う人も少なくありません。
笑うことに自信が持てず、笑顔が少ない人もいるでしょう。
矯正後に自信をもって笑えるようになったという人も多いため、きちんと矯正治療を受けた方がいいのです。
まとめ
上下額前突は、歯列が上下とも突出している症状で、正面から見ると違和感は少ないものの、横から見ると違和感があるほど口元が飛び出しています。
噛み合わせも大きくずれるため、食べ物を咀嚼することも難しくなります。
口が空いたままになることも多く、口内が乾燥することも増えるでしょう。
顔の形が変わることでコンプレックスを抱く人も多いため、なるべく早く矯正治療を受けましょう。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残す治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。