【町田の歯医者】レーザー治療を用いた再生治療について解説します
- 2024年7月16日
- 歯周病治療
歯科の中にはレーザー治療を行っているところもあり、光を収束させたレーザーを用いることで、さまざまな治療を可能にしています。
レーザー治療は再生治療にも用いられることがありますが、再生治療においてはどのような働きをするのでしょうか?
レーザー治療を用いた再生治療について、解説します。
再生治療に用いるレーザーの種類
歯科治療におけるレーザー治療には、さまざまな種類のレーザーが用いられています。
用途によって適したレーザーの種類は異なりますが、再生治療にはどのようなレーザーを用いるのでしょうか?
再生治療に用いられるレーザーは、ネオジウムヤグレーザーといいます。
ネオジウムヤグレーザーは、歯肉に浸透しやすいことが特徴のレーザーです。
歯周病治療における効果として、歯周ポケット内に対する殺菌効果があります。
また、根管治療にも使用され、根管内を殺菌することができるのです。
歯周ポケット内を殺菌する際は、歯茎を切開しなくてはならないケースも少なくありません。
しかし、ネオジウムヤグレーザーを使用すれば、体に負担をかけず殺菌できます。
レーザー治療による再生治療
歯周病で破壊された歯周組織を再生する再生療法に、レーザー治療を用いることがあります。
なお、レーザー治療は直接組織を再生させるわけではなく、再生のスピードを速められるというものです。
ネオジウムヤグレーザーには、組織を活性化させる働きがあります。
組織を活性化することで、歯肉を健康な状態に戻すことができるのです。
レーザーを照射することで、血小板はさまざまな細胞を増殖する因子を放出し、上皮細胞や血管内皮細胞などが増殖していきます。
組織を形成する細胞が増殖することで、再生が早まるのです。
組織の創傷も再構築されていくため、組織が復活します。
ただし、照射するレーザーは、強さや時間、日数などによって再生効果も異なり、単に強いレーザーを長く照射し続ければ再生が早まるというわけではないことに注意してください。
まとめ
歯科治療に使用するレーザーにはいくつかの種類がありますが、中でもネオジウムヤグレーザーという種類のレーザーは、再生治療にも効果を発揮します。
ネオジウムヤグレーザーは、歯周ポケット内の殺菌や根管内の殺菌などにも役立つレーザーで、歯茎の切開なども不要となります。
レーザーを照射することで、組織が活性化して増殖のスピードが速まり、組織を正常な状態へと再構築できるのです。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。