【町田の歯医者】ドライマウスの主な対処法
- 2025年5月4日
- 歯科コラム
通常、口内では唾液が分泌されて潤っています。
しかし、乾いた状態が続くとドライマウスになってしまいます。
口内が乾いた状態が続いた場合、きちんと水分を摂取できるよう対処しなければなりません。
ドライマウスの対処方法について解説します。
口内を潤すために
口内が乾燥した状態をドライマウスといいます。
もしも口内が乾いた場合にはどう対処すればいいのでしょうか?
口内を保湿して潤いのある状態にすることが重要ですが、単に水を飲むだけでは不十分で、またすぐに乾いてしまうかもしれません。
口内の保湿には、専用のジェルやスプレーなどのグッズがあるため、試してみるといいでしょう。
また、食事の際は噛む回数を増やしましょう。
咀嚼回数が増えると、その分唾液も多く分泌されるようになり、口内の乾燥を防止できます。
食事のとき以外もできれば対策が必要です。
キシリトールなどが入った虫歯予防になるガムなども噛んだ方がよいでしょう。
薬品などを用いた対処方法
口内が乾燥しているときの対処方法として最も簡単なのが、食事の際に噛む回数を増やすことです。
しかし、もっと早く改善したいという人もいるでしょう。
その場合は、薬物療法が必要です。
どのような薬剤を投与して唾液の量を増やし、渇きを潤すことができるのでしょうか?
唾液の分泌量を増やすには、ピロカルピンやセビメリンなどの投与するのが有効です。
これらの投与により、症状が改善された例もあります。
アネトールトリチオンも有効な薬品です。
本来は利胆薬として用いられていた薬剤ですが唾液の分泌を亢進する作用もあります。
唾液を補充するため、エアゾール性人工唾液をスプレーで噴射することもあります。
この方法であれば、少量で口内を潤すことが可能です。
他にも、パロチン錠やハイボン錠、麦門冬湯、白虎加人参湯なども有効といわれている薬剤です。
薬品に関しては人によって適したものが異なるため、症状や体質などを歯科医師に伝えてください。
歯科医師はこれらを鑑みたうえで適切なものを選んでください。
まとめ
口内が乾くドライマウスは、放置するとさまざまなリスクがあるため、なるべく早期に対処することが求められるでしょう。
対処のためにまず行う必要があるのが、口内を潤すことです。
専用のジェルなどを用いたり、食事の際に噛む回数を増やしたりすることが有効です。
薬品を用いて改善するケースもあり、唾液の分泌亢進作用があるいくつかの薬剤や、スプレー式の人工唾液などを用いることで改善されるでしょう。
当クリニックは、最大限に歯の神経を残し、ご自身の歯を守る治療を行っております。
抜歯を検討する前に、先ずはご相談下さい。
町田市で歯医者さんをお探しの際には、是非、町田ごうデンタルクリニックにお問い合わせ下さい。